こんにちは、ゆらです。
旅の続きです。前回はこちらからどうぞ。
今回3泊お世話になるのはコチラです。
Ten Bits Ranch
国立公園内のホテルに、この時期に3連泊するのは不可能と判断し、夏の終わりに予約しておきました。8部屋しかないので、早めに予約した方がいいと思います(工事中で部屋数が増えそうではありました)
予約を迷っていた時の、新しい広い部屋を取られてしまいその後キャンセルは出なかったので、早めを本気でお勧めします。バケーションレンタルのVrboを通しての予約、無料キャンセルは可能です!(直近はキャンセル料発生)
一応ビッグベンドのエントランスまでは20分ですが、中がめちゃ広いから大体どこに行くにも1時間かかります。町の名前はTerlinguaで、町の中にいくつか同じような個人経営の宿泊施設があるようです。ちなみにグロッサリーストア、ガソリンスタンド共に1つだけです!20分くらいでTerlingua Ghost Townがあり、そこにはレストランがいくつかあります。
Marfaから118を南下し、途中未舗装道路を2マイル走ると到着します。未舗装なので、雨の後は泥になってしまい、4WD以外は通行ができなくなるそうです。うちは普通の車なので不安でしたが、冬は滅多に雨が降らないということもあり、ずっと乾いた地面でした。飛石は絶対あると思うので、出来れば車高の高いSUVの方がいいですね。
こんな感じです。
初めて通った時は、どんなジェットコースターだよ?くらいキャーキャー悲鳴をあげていましたが、後に国立公園内でもっとハイレベルな未舗装を経験し、むしろ整っていて綺麗な未舗装だと思います。
施設は西部開拓時代をイメージしていて、部屋の名前が異なります。我々はGrocery Storeに泊まりました。
ディズニーランドのウエスタンランドみたい。
ちなみに隣とは壁で繋がっているコネクティングルームなので、絶対大きな声を出さないように子供に言いました。友人家族と行ったら絶対楽しいと思います。
部屋の中。
クイーンがふたつ。とても清潔でした。
寒い時のためにヒーターと暖炉がありましたが、ヒーターは全然効かないし、暖炉は本気で使い方が分からなくて結局何もできませんでしたが、そんなに寒くなかったので良かったです。
我々の部屋はバリアフリーだったので、バスタブなしでした。
また電気は自家発電のため、昼間外出している時は全ての電気を消すようにお願いされています。水も限りがあるため、無駄にしないようにしました。おかげで、その後に訪れたホテルでも必ず消灯する癖がついた。
左の建物が共同キッチンです。
何でもありました。アルミホイルとラップだけなかったかな。マシュマロを焼くための専用スティックもありました。部屋に冷蔵庫はありますが、もっと大きなものがこちらにあり、名前を書いて入れておくようです。あとは水、ジュース、ミルク、コーヒー、シリアル、ベーグル、パン、クリームチーズ、バターとジャムなど、一通りの朝ごはんの用意はしてあるので、助かります。コロナだし兼用は…と思う方もいるかもしれませんが、みんな気にせず食べていました!
ここで知らない方との会話を楽しむことも、普通のホテルとは違う経験でした。
裸火を楽しめる所も2ヶ所ありますので、絶対薪を買っていくことをおすすめします!一応Terlinguaの唯一のグロッサリーストアにも売っているのですが、かなり高いです。
ここにきて、痛恨のミス。
ドライヤーがない。
考えてみたら自家発電してるのに、ドライヤーなんか使えるわけない。電子レンジはあるのに…
レビュー読んでも、何でも揃っててパーフェクトだったわ!とかばかりで。
誰もドライヤーについて教えてくれなかった・・・(号泣)
3泊も乾かせないとか、髪が死ぬ!髪は女の命なんだ!と夫に食ってかかる。
もちろん予約したのは私のため、夫は無関係。
もう死ぬ…死ぬ…死ぬ…とその後ずっと連発しておりましたが、何故か色気付いていた私。国立公園年パス忘れてもブラシ型のコテを持って来ていたのです。
時間は永遠にかかるけど、どうにか乾かせるのでは?と一筋の希望の光。
ということで、髪は女の命の方はここには泊まらない方がいいですね。
深刻なドライヤー問題さえクリアできれば、最高でした。
見てください、この夕焼け。
とりあえず1泊目はTerlingua Ghost Townに出向き、MUST VISITらしいレストランに行くことに。ですが、あまりに宿が素敵だったこと、裸火を囲んでプチキャンプ気分を堪能できることもあり、残りの2晩は食料を調達し、そこで食べることに決めました。
レストランはこちら。
Starlight Theatre Restaurant & Saloon
食べ終わった後に撮ったので夜になってしまい、雰囲気が伝わらなくてすみません💦
激混み!!!こんな小さな町にどこから人が集まってくるのか謎なくらいの激混みで、1時間待ち!
娘が爆睡してたので、私は車の中で一緒にお留守番。その間に夫と息子はゴーストタウンを少し見てきたそうです。
Tombstoneと同じ、銀鉱で栄えましたが、世界大戦後、ゴーストタウンと化したそうです。墓地もあったそうで、2人は敬意を払って見学したとのこと。
銀鉱の町にはサルーンが多いので、この店もそういったものです。シアターになっているので、日によって生演奏があるそうですが、我々の時間は特に何もなかったです。
狭いのと、テキサスでも一応コロナの対策で席間隔が広めにしてあるようで、これは混むな…という感じ。隣にはかなり広いお土産屋さんがあるので、時間潰しは容易です。
キッズメニューもありました。
あまりお腹が空いていなかったので(昼抜いてたのに何故だろ)、Mix Grillを大人は分けることに。
エビ、ウズラ、リブアイの組み合わせです。エビもウズラも息子に取られたので、私は野菜とパンと肉を少ししか食べてない気がする。
ということでデザート。
隣のテーブルの高校生みたいな女の子に、美味しそうだけどそれは何?と聞かれるだけあり、かなり美味しかった。チョコレートピーカンパイ。
トイレが外なのですが、子供がびびって漏らしそうなくらい真っ暗で…レストラン周りでこの暗さ。そう、帰り道は暗闇も暗闇。宿に戻ったら何も見えず、見えるのは満点の星空だけ。
懐中電灯必須。
いやーしかし…本当に星が綺麗でした。
アメリカに来るまではろくに星空なんか見てなかったのに、幸運なことに色々なところで星空を見ることができています。
今のところ、流星群がきていた、クレーターレイクが最も綺麗な星空でしたが、ここは2番目に綺麗でした。星って降ってくるんですよね。
夜になってもそこまで寒くないので、いつまでも空を見ていられそうです。
次回からビッグベンド国立公園本編に入りますので、よろしくお願いします。
Starlight Theatre Restaurant
(432) 371-3400
https://goo.gl/maps/A9aKEHbVUWNfA1fK6