ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

クレーターレイクへの旅⑤

こんにちは、ゆらです。

クレーターレイク、1泊2日なのに話が長くてすみません。2日目はさっくり。前回はこちらからどうぞ。 前日いっぱい歩いて、素晴らしい景色を見て、太陽の光で目が覚める素敵な1日が始まりました。
数時間後悪夢を見るとは夢にも思わず…

本日の予定は、クレーターレイクのトレイル1本かまして、一気にMillbraeに戻る予定ですが、国立公園マニアの息子友人パパから
「クレーターレイクから帰るならラッセンボルケーノに寄って帰れ」
というアドバイスを受けたので、リサーチゼロで帰りにラッセン火山国立公園に立ち寄ることにしました。
というわけで、最高に眠いけど朝なるべく早く起きてチェックアウトしてトレイルを歩くことに。
トレイルはクレーターレイクで一番人気のトレイル、Garfield Peak Trailへ行く予定。地球の歩き方には中級と書かれていましたが、オフィシャル的にはStrenuous。往復3.6miles(5.8km)、問題の高低差が1010ft(308m)もあります。知らなかったぜ。

昨日あんなに辛かった湖の湖畔へ行ったのが往復3.5km、高低差213mだったのに、More!いや、無理じゃね?と今冷静に思うんです。子供は朝からいっぱい歩きたくない!と断固反対。私は二度と来れないだろうから、絶対に後悔したくない…一人でも行くから、と頑張って用意しました。
息子はブーブー文句言いながらも用意してくれましたよね。チェックアウトするために並んで待っていると、私の体調がみるみる悪くなってきた。
恥ずかしながら、私はひどい便秘です。グランドサークルの旅は6日目にてやっと少し出せたくらい。旅行中は丸5日以上でないことが普通。ここでまだ3日目だから大丈夫だろうと思っていたら、全然ダメでした。波の間でチェックアウトして、トイレにとりあえず行ってみたら…
1時間出られなかった。
手足は震え、目の前は真っ暗になり、冷や汗が止まらず、動悸は激しく、呼吸は荒い。これ…1時間前になってたらホテルの部屋でベッドに倒れたり、トイレ移動したり色々出来たけど、今ここで倒れるわけにいかない状況…
悪夢以外の何物でもなく。
死ぬかと思った。たまにあるんだけどね、これ。今ですか…???
1時間も出てこないので、さすがに夫は心配になり、女子トイレだけど駆け込んできました。
顔面蒼白で何とか生還。
顔的にほぼ死んでいたのを見た夫が「いや、トレイル諦めよう、無理だよ」と。
この時点で9:30でした。1時間以上前に出発して3時間かけてGarfield Peakを制覇する予定だったのですが、この時間から出ると昼過ぎになってしまうし、途中また体調悪くなったらマジでレスキュー隊来ちゃう。(昨夜かなり長い時間かけてレスキューされてる人がいるのを目撃済み)
泣く泣くGarfieldは諦めることにしました。
私は後悔をしたくない!と言ったけどね、体が一番。それに冷静に往復6キロ近く、しかも恐らく緩やかな坂が長いトレイルを5歳と8歳がこなせたか?と思うと、冷静に無理だろ。
神様のお告げだったのでしょう。やめとけ、と。
Garfield Peakに上ったら、どんな景色が広がっていたんだろう…と思うと、少し残念な気持ちはありますが後悔はありません。
ただこのまま帰るのは勿体ないので、Easyトレイル、Sun Notchへ行きました。ここは車椅子もOKです。往復30分、ループ1.3kmの優しいトレイル。弱っている私にはちょうど良い。 f:id:yura-mama:20200902024000j:plain まだヨロヨロ気味。 f:id:yura-mama:20200902024050j:plain グランドティトンで朝ジェニーレイクの周りを歩いた時を思い出す…
あっという間にリムに着き、ファントムシップが見えました。 f:id:yura-mama:20200902024203j:plain 朝はますます空気が澄んでいるように感じます。 f:id:yura-mama:20200902024631j:plain リムの反対側はこんな感じです。 f:id:yura-mama:20200902024813j:plain リスがチョロチョロしてたり、平和… f:id:yura-mama:20200902024850j:plain 急に冒険感出る。

クレーターレイク、すごく良かった。この青に魅せられない人はいるのかな。 f:id:yura-mama:20200902024941j:plain とはいえ…レイク以外の見所はそれほどでもないのです。滝が2つと、ピナクルズがあるくらい。なので退屈に感じる人はいるでしょう。
やっぱりイエローストーン以上の国立公園は、私にはまだありません。

さー次の目的地へ向かいましょう。目的地はラッセン火山国立公園!
帰り道に寄り道…には遠い。
ビジターセンターまで4時間半。クレーターレイクのすぐそばで用事があったので、そこに行ったりしたので、その時点で11時くらいになっていました。すっ飛ばして到着は16時前。止まらずに。ありえない、トイレが絶対必要。しかも悲劇的な情報、ビジターセンター16時まで。Google マップが繋がった時点で到着予定時刻は16:02でした。
息子に言えない…彼はジュニアレンジャーバッジを集めているので、ビジターセンターが閉まり、レンジャーがいなくなると彼にとって無意味。本末転倒だけど、歩きたくない彼を釣るにはバッジしかないのです。
夫と無言で「このことは伏せておこう」と、必死で向かいました。
シャスタがとっても綺麗。 f:id:yura-mama:20200902030236j:plain でも気持ちは激焦り。 f:id:yura-mama:20200902025525j:plain 私たちが進んだこのルート、おすすめしません。Reddingから東に向かい、南下して36を東に行くのですが、この南下している道。恐ろしい程のカーブ続き。法定速度が10mphになるほどのカーブは初めてでした。しかも道幅がせまく、少し間違えると脱輪。もちろん圏外。なぜか私が運転。
車共々生きて帰ってこれて良かった…

ビジターセンターに着いたのは16:15でした。
まさかのレンジャーまだいるー!!!怠そうにお喋り中!
レンジャーブックをもらったところ、Completeさせてね、けどもうすぐ私たちいなくなるから、明日また来てね、と。
明日来れません…
もう潔くバッジは諦め、中のギフトショップでピンバッジを代わりに買ってあげました。
ところが、諦めきれなかった夫。私の知らない間になんとバッジを貰ってきた!交渉してみたそうです。
「明日は来れない、必ずブックを仕上げさせてから渡すから、先にバッジもらえませんか?」
と。
Good Jobすぎるー!!!
Zion方式がここに生きる!先月グランドサークルでバッジ先にもらった所が何ヶ所があり、その経験が最高に役立ちました。後日きちんと終え、ジュニアレンジャーに任命しました!笑

ラッセンの続きはまた次回。今回は私がどれだけ便秘で苦しんだかをお伝えしたような内容で心苦しいです…苦笑

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