ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

クレーターレイクへの旅④

こんにちは、ゆらです。

クレーターレイクの続きです。前回はこちらからどうぞ。 クレーターレイクロッジで絶景見ながらお酒を飲みましたが、ディナーまで少し時間があるのでロッジの周りをうろうろしました。ブックストアは18時までなので、さすがに閉店間際は全く並びませんでした。
クレーターレイクロッジのすぐ裏はリムなのですが、そこにSinnott Memorial Overlookという小さな展望台があります。少し下り坂を降りると、屋根のある展望台があります。そこからのパノラマビューも素晴らしかったです。 f:id:yura-mama:20200829040920j:plain とはいえ、別に上から見るのとあまり変わらないので、5分もかかりませんが、わざわざ降りる必要もないような…

予約は18:45でしたが、お腹が空いていたので、15分早く行ってみました。ちなみにクレーターレイクロッジの中にはこんな素敵な暖炉空間があります。 f:id:yura-mama:20200830022856j:plain f:id:yura-mama:20200830022851j:plain 暖炉が必要な気温ではないけど、この周りでお酒を飲んでのんびりしてる人も多かったです。

さてディナーのメニューはこちら。 f:id:yura-mama:20200830023003j:plain てっきり$47のプリフィックスで、前菜メインデザートチョイスするのかと思ったら、まさかのブッフェスタイル。向こうがよそってくれるので、確かにTouchless。
サラダはこちら。 f:id:yura-mama:20200830023143j:plain 私、レタスを丸ごとカットスタイルのサラダが大好き。なかなか家では出来ない、贅沢スタイルじゃないですか?買ってきて切るだけだけど…やらないですよね?
あと写真撮れなかったのですが、スープを飲んだ息子が美味しすぎてデザートに再度スープをお代わりしてました。いまだにアレは美味しかった…と。いや、、、絶対作れないよ。

メインはプライムリブ!と心に決めていたんです。 f:id:yura-mama:20200830024906j:plain ローストビーフ的に目の前でカットしてくれるから、私の知るプライムリブより薄いけど、ちょうど良いボリューム。その日のお魚はサーモンだったので頂きました。
Sideはラビオリと野菜を添えていただきました。

デザート食べる!と意気込んでいましたが、夫が「サンセット間に合わないよ?」と。
確かにこの時点で19時すぎ。サンセットは20:30前。確かにポイントまで歩くことを考えると、19:30までにはここを後にしないと…
デザートをとるか、サンセットをとるか。

泣く泣くデザートは捨てました…
絶対$47の元とれなかった…悔しい…貧乏根性

まぁアメリカのデザートに感動することなんて、ほぼないので、この時デザートを取らなくてよかった。本当に素晴らしいサンセットを見ることができました。とはいえ、サンセットもサンライズも、1時間前より前から待っていて、空の色が変わるのを見る必要があるので、これでも全然出遅れまくりなんですけど。

向かったのはWatchman Peak Trailです。Watchmanとは、1932年に山火事の発生をいち早く発見するために建てられた小屋があります。そこまでの道は往復1.6miles(2.6km)、高低差は420ft(128m)で、トレイルのレベルはModerateです。片道30分ほど。スタートの時の太陽の位置。 f:id:yura-mama:20200901133749j:plain 正直これくらいの時間からポイントで見ていたかった…
息も切れ切れ、全速力で上りました。流石に走ることはできませんが、私速度では競歩か?くらい頑張った。結果、20分で上りました。 f:id:yura-mama:20200901133937j:plain 絶景・・・!

息を飲む光景。あぁ…もっと早くから見ていれば、湖が影になる前の素晴らしい輝きが見れたのに…くそーレストランの予約もっと早くとれてたらー!悔やまれる…けど同時にデザートを捨てたことを心底感謝しました。
こちらが山火事を見張る小屋。 f:id:yura-mama:20200901134126j:plain ブランケット持参で、早々からスタンバイしてたんだろうなって人が何人かいました。
ここ寒い。競歩だったから軽く汗ばんでたのに、すぐ寒くなりました。
太陽を見るのが正解なのか、湖を見るのが正解なのか…わからないくらいどちらも綺麗。 f:id:yura-mama:20200901134720j:plain 山間に消えていく太陽がますます紅く美しく f:id:yura-mama:20200901134656j:plain 空の色のグラデーションと闇に包まれ始めるレイクの静けさは昼間とまた違い。
本当に美しいサンセットを見ることができました。

太陽は毎日沈む。けれども人生の中で忘れられないほどの美しいサンセットを見ることはそう多くないと思う。その中のひとつだったと思う。
明日はまた来る。その日をこうやって感謝し、毎日を楽しく生きたい。

サンセットから30分ほどで、かなり暗くなってしまいます。でも空の色ね。燃えるようなこの色が、あのグラデーションとはまた違った魅力があると思う。 f:id:yura-mama:20200901135140j:plain 駐車場が見えてくる頃は、わりと暗くなってきました。星が見えるかな、と見上げてみると… f:id:yura-mama:20200901135353j:plain え、あそこまで上ったの?
と改めてびっくりしました。行きは見てなかった。知らないで良いこともある。

さてこの夜はもう一つ私たちはやりたいことがありました。それは星空を見ることー!
ブライスキャニオンがね、月明かりで言うほど綺麗に見えなかったことが残念だったんです。ブライスキャニオンと同様、クレーターレイクも星空の美しさで有名。しかもこの日は新月まであと数日。しかも、流星群がきている…!ピークの2日後だけど、絶対綺麗。と23時頃しっかり防寒して出かけました。ちなみに子供たちは眠い、というより、いつどこから熊が出てくるかわからないらしく、最終的に妹の方が泣いてしまったので星空鑑賞は20分ほどで終了してしまいました。
でも、この日の星空を私は一生忘れません。今まで生きてきて、あれほどの星を見たことはなかったと思う。テキサスのグアダループ山地国立公園付近で見た星空もすごかったけど、超えました。本当に30秒に一度流れ星を見ました。あんなに大きな流れ星も生まれて初めて見た。ミルキーウェイがはじからはじまで、アーチになっているのが見えました。星がこんなに沢山降ってくる感覚は絶対忘れない。

夫の一眼レフで30秒あけて撮影。 f:id:yura-mama:20200901140133j:plain 流れてます、星。ミルキーウェイも真ん中左側あたりに写ってます。
クレーターレイク、美しい青、澄んだ水、サンセット、何より降ってくる星空。
これほど素晴らしい経験ができるとは思わなかった。娘が泣かなければ(息子も半泣き)いつまでも見ていたかった。
ちなみに誰にも頼まれてないけど。iPhoneで撮った星空は… f:id:yura-mama:20200901140430j:plain ダーン!ダダダダーダ…スターウォーズの文字が向こうからやってくる気がする…
ってくらい暗かったです!子供もそりゃ泣くわ!

部屋の電気を消して、小さな窓から覗いても、星が果てしなく広がっていました。
ここのロッジ、部屋にセドナみたいにバルコニーとかついてたらずっと見てられた。クレーターレイクロッジに泊まれて本当良かった!自分グッジョブ!!!

翌日はまた次回に書きます。

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