こんにちは、ゆらです。
あーだ、こーだしている内に、いつの間にか、ディズニーランドの再開のチケット発売日が決まり、価格も発表になりました。キャパシティが15%って、ガラガラなんで…ショーパレもキャラグリもなくても構わないから行こうかと思いましたが、土日は全日$154という。家族4人で行くと6万以上が吹っ飛ぶ計算。我が家はしがないサラリーマン家庭なのです。無理。ディズニーは金の亡者だな。ということで、東京ディズニーランドに行くことに決めました。はい、実はこの夏に一時帰国できることになりました。ビザを更新することとなり、最後のアメリカ生活が始まります。夏、隔離を終えたら平日2回に分けてTDRに行くさ。アナハイムは高すぎる!行ける日が来るのだろうか。
さて、話は全然違います。グランドキャニオン2日目について書こうと思います。
前回はこちらからどうぞ。
ところで前回書き忘れたのですが、今回夕飯を悩みました。エルトバにはかなり素敵なレストランがあるのですが。予約がとれず。当日枠もありましたが、サンセットを見逃すことになるので、今回は部屋で日系スーパーで調達していたレトルトなどを食べました。1日はいいのですが、2日連続となるとひもじいというか、貧乏くさくて切なくなります。
Maswikにはフードコートがあります。ですが、ピザなど微妙なラインナップ。前回はBrightAngelのArizona Roomで美味しくいただきましたが、今はまだクローズしていました。最寄りの町のTusayanに行けばきちんとした食事も取れそうですが、今回は園外に出ることがとにかくめんどくさくて、部屋でのんびり。ホント日本のレトルトって素晴らしいと思いましたねー
さて2日目の朝。我が家の大人(特に夫)は朝に弱いので早く動けません。9時すぎにホテルを出発、今回向かったのは、昨日と同じくリムの谷底につながるもう一つのトレイル、South Kaibab Trail です。ここは1年を通して車では入れませんので、ビジターセンターからバスに乗ります。グランドキャニオンのビジターセンターのシャトルバスの発着場所がめちゃ立派で、ちょっとヨセミテ思い出した。ヨセミテも行かな。
シャトルバスはガンガン来るので、本来はそこまで待たないと思いますが、コロナ禍の今、乗れる人数がいかんせん少なくて、なんとたったの15人。待てど暮らせどなかなか乗れず、結局1時間も待ちました。
バスがついに来たぞー
確実に座れるけど、15人は少ないね。
Souh Kaibab Trailは園の東側にあたり、本来自家用車で行けるのですが、こことヤキポイントのみシャトルでしか行けないので、ここで並んでいる人は95%が同じトレイルに向かっているんだろうな、と思いました。そう考えるとかなりの混雑です。
トレイルに到着したのはまもなく11時になろうとしていました。
本日のトレイルマップはこちら。
昨日と同じ往復3マイルのポイントとなる、Cedar Ridgeまで行って帰ってくる予定です。その前のOOH AAH Pointで折り返す人が多いと思いますが、もう少し先まで攻めていきたいのです。
絶景スタート。
こちらのトレイルは昨日よりも急だと感じました。日陰はあまりなく、あっても上りで帰ってくる人が大体休んでいました。
スタート地点が一番キツいスイッチバックだったな、と思います。最後に体力残しておかないと、帰りが辛い。
昨日は雪が残っていましたが、あまりなく、歩きやすかったものの土埃がひどく、全員赤土まみれ。砂でスリップして尻もちをついた息子と娘。まじで洗濯しても落ちなくて、帰ってから半泣きでオキシ漬けにしましたよね。滑りやすいことを考え、小さなお子様は注意なのと汚れてもいい服を強く推奨します。
ここのトレイルは景色がBrightAngel よりよかったです。絶景の連続すぎる。
体力がなければ別ですが、普通の大人ならぜひこちらのトレイルを選んでもらいたいです。そして最初のポイント、OOH AAHポイントまではぜひ頑張ってもらいたい。30分ほど下ると見えてきます。
ウーアー!とつい言ってしまうことからこの名前。あまりの素晴らしさにウーアーなんて言えない。酸素どんだけ吸うんだ、くらい息を飲むばかり。
言葉にならず申し訳ないのですが、多分行った人にしかわからない気がします。グランドキャニオンをいくつかのポイントから見ましたが、私にとってはここがトップ3に入る絶景ポイントでした。
2018年、4歳になったばかりの娘には到底辿り着けなかったでしょう。今回再訪できて本当よかった!
ここで一息。
新しい子供用の水筒!可愛い。夫も自分用で購入。
ここまで来て、引き返す人が多いので、かなり混雑していました。広々した場所ではないので、ここで休憩を取る感じではなく、水飲むくらいかな。
30分さらに歩くと、Cedar Ridgeに着きます。トレイル最初からだと1時間半くらいです。ウーアーを素通りしてればもっと早く着けるはず。
ここはトイレもありますし、なにより相当広い!ここでおやつどころか、普通にランチもできます。絶景見ながら!
すごくおすすめの場所です。ここでヨガとかする人もいそう。なんなら下着一枚になって日向ぼっこしてる女の人もいました。
昨日のBright Angelの1.5マイルハウスと同じ距離ですが、絶対ここの方がいい!でもスタートからの標高の差が350メートル近くあります。1.5マイルハウスより50メートル多いのです…完全に東京タワーがすっぽり入るほど下ってきたと思うと…
なんか帰るのが不安。
自信無くなってきた。
45分くらいここでのんびりして、引き返すことにしました。ちなみに国立公園からの推奨は、夏はここまでにしてください、と。これ以上は進むな、という。なんか怖いわ。
結果ですが、水はほとんど飲まずにきたので、600ミリ強持っていました。が、最後一滴残らず飲み干しました。4月頭の20〜23度で水は足りないです。たくさん持っていくことをお勧めします。
帰りはこんな感じ。
やや絶望しながら、無駄な会話を控えて、子供には最後まで自力でたどり着いたらアイスクリームというご褒美をぶら下げて帰ります。
正直OOH AAHまでが割と急で、そのあとはそうでもなかったです。が!最後に待っているスイッチバック。
ブライスキャニオンを思い出しました…
これがブライス。
うむ、甲乙つけがたい。
後ろからミュールが荷物を運んできました。
谷底にあるファントムランチに泊まった方の荷物を運んでくれるミュールたち。
なかなか早いので、抜かされないよう頑張りました。
こちらのトレイル、休憩時間も含め、Cedar Ridge往復、2時間半ほどで帰ってこれました。終わってから知ったこと。なんとHardレベルになっていました。Bright Angelの1.5マイルまではModerateです。確かになかなかキツい帰り道でした。
が、個人的には8月のクレーターレイクで湖畔まで下りたトレイルの方がずっと辛かったんですけど…とはいえ、気温が違います。同じ25度なら、どっちが辛いかはわからない。今までチャレンジしたトレイルで1〜2位を争うハードさではありました。子供たち、よく頑張ったねー!
シャトルバスを待つ長蛇の列再び。目の前にエルクがたくさんお食事に集まっていました。
夜行性なの?いつ寝てんの?
ちなみにバスを待つ間に景色を見に行ったところ(夫が列に残る)
すごいわ、やっぱり。
上から見下ろすのもいい。けど機会があるならば絶対少しでも下りることをお勧めします。感動の嵐ですよ。
続きはまた次回書きます。