こんにちは、ゆらです。
2ヶ月ほど前なので、かなり前のこと…
サンディエゴにある国定公園に行ったことを書こうと思います。
国立公園が好きな我が家は、この数年で生き急ぐかのように国立公園巡りをしています。年末までもいくつか行くよ。
ですが、国定公園までは手を出していません。行ったのは、ユタ州のダイナソー国定公園だけでしょうか…
8月半ば、デナリ国立公園から帰ってきてから行ったのは、サンディエゴにあるカブリヨ国定公園。
わーマニアックー何があるのー。
って何故ここに辿り着いたかというと、デナリ国立公園なんです。
子供達のジュニアレンジャーブックに、レンジャーにインタビューをする、というページがありました。ということで、ビジターセンターにいたレンジャーさんにインタビューしに行った時。何か自分で考えた質問をしないといけないのですが、うちの子が思いついたのが少し変わった質問。
「あなたの1番のオススメの国立公園はどこですか」
そう、プロに聞くのが一番。
私たちは既に24の国立公園に行っているので、正直彼の答えはほぼ「行ったことある」
クッソ可愛くない子供だと思われたことだろう。
すごい困ったレンジャーさん、私たちがカリフォルニア州から来たということで、紹介してくれたのが、そのカブリヨ国定公園だったのです。
余談ですが、国立公園として一番オススメされたのは、ヨセミテでした。元々ヨセミテのレンジャーだったらしい。我々が未開拓の国立公園としては、コロラド州にあるブラックキャニオン国立公園を勧めてくれました。英語名Black Canyon of the Gunnison National Park。どうしても覚えられない…ロッキーマウンテンに行きたいので、その時にくっつけたいですね。
前置き長くなりましたが、全く存じ上げなかったカブリヨ国定公園。ここは何と歴史の授業に出てくるような場所だったのですー!
カリフォルニア州は東海岸と違い、一番初めに上陸したヨーロッパ人はスペイン人です。スペイン人宣教師達が北上し、ミッションを建築していったのは有名な話で。そのミッションを巡るのが好きな方も結構いるらしいです。スペイン人が開拓して行った、サンフランシスコの少し北まで…そこで疲れたからやめたらしいんですが、そこまでしかスペインっぽい名前の地名はありません。
さ、そのスペイン人の探検家、カブリヨさん。本国から新世界を調べてこいと送り出され、上陸したのが、そのカブリヨ国定公園の場所なのです。
全く知りませんでしたが、4年生の息子は学校の授業でカブリヨさんについて学んだそうで、この国定公園に行ったことを、すごく自慢したらしいです。
入場は有料ですが、国立公園年間パスポート America the Beautiful Passが使えますよ。
見どころはいくつかありますが、半日かからず見て回れると思います。
まず一番はこの景色。
奥にサンディエゴの街はもちろん、メキシコまで見えます!ここの気持ちよさが正直この国定公園のハイライトじゃないかと思う!サンディエゴいいよね〜
そしてかなり目立つ白い像。
カブリヨ国定公園といえば、この像が有名です。
ファン・ロドリゲス・カブリヨさんご本人。
この像の後ろの素晴らしきオーシャンビュー!カブリヨさんはいつもお尻向けてるから見えないんだけど。
話が前後しますが、像に行く前にビジターセンターの中にはその歴史を学べる展示があり、コロナ禍ですがオープンしておりました。
真剣に見ると結構勉強になると思います。私は全然真剣に見てませんでした。スミマセン。
次の見所は、オールドポイントロマ灯台。
ベイサイドトレイルは4キロほどあるのと、ループしていないので、今回は行きませんでした。ただ灯台を見て、少し散歩したくらいです。とても気持ちが良いコースでした。
灯台守とその家族が暮らしていたそうで、その生活を見ることができます。夫がこの仕事をしたいと言うほど。のどかでこじんまりした家。灯台の一番上まで行くことができます。
ここからは冬にはクジラが見えるそうです。
またKelp Forestといって、カリフォルニア湾に生息する巨大な海藻が見えるそうですが…流石に海の中はよく見えませんでした。
いつも国立公園で撮影する看板に立ち寄って
Coastal Tide Poolへ向かいました。
こちらは夕方にはクローズしてしまうので、行く際は時間を確認してからのほうが良いと思います。
面白いクロッシングサイン。
キツネがいるんですね〜
タイドプールとは潮溜まりのことですね。ここだけではなく、カリフォルニアの海岸は色々なところで見ることができます。ただ干潮時に行くのは難しいかと思うので、本気なら調べていくべきでしょうが、我々のようにその時のノリで行くと少し難しいです。
おそらくココが干潮時には陸に出てくるんじゃないでしょうか?
よーく見るとカニやフジツボなどを見つけることができ、子供たちは大盛り上がりしていました。
無邪気に入水している若者がレンジャーに叱られていましたよ。基本タイドプールの生き物は触ってはいけないので、見学のみと心しておきましょう。
滞在時間2時間という駆け足でしたが、歴史も自然も味わえる良いところでした。南カリフォルニアにお住まいの方にはオススメです。
ちなみに帰り道に、サンディエゴの高級リゾート地、ラホヤビーチに寄ってきました。
英語ではLa Jolla Beachです。
ここで最も有名かと思うのはコレ!
野生のアザラシ(またはアシカ)が沢山います。
マスクがあっても鼻がもげそうなくらい生臭いのですが、こんな近くで見られる機会もなかなかないので、しっかり観察!
私はアシカとアザラシの違いがわかりませんので、正直どっちなのかわかりませんが、とても可愛い!
季節によっては赤ちゃんがいるんだって。
めちゃくちゃ近くて触れる距離にいる子もいますが、絶対手を出してはいけません!
近くで見ると結構大きいし、くっさいし、手を出そうなんて誰も思わないと思うけど。
ラホヤビーチは素敵な街で、良さそうなレストランも多いので、ゆっくり行ってみたいです。
参加してます😋