ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

夏の旅行〜デナリ国立公園②

こんにちは、ゆらです。

しばらく書けていませんでした。子供達が学校に行くようになり、時間はできたのですが…毎日何してるんだろう。ちゃんとしないとアメリカ生活が終わってしまう。バイトでもしようかと思っていますが、労働許可証を取るのがめんどくさくて…夫にせっつかれる毎日。

デナリに行ってからもうすぐ1ヶ月経ってしまう!早いよ〜よろしければ前回はこちらからどうぞ。

デナリ国立公園で過ごせるのは、日曜日夕方から水曜日昼間までです。
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こんな感じでエブリディ・雨。
しかもやっぱ寒い。
よく言われる、山はレイヤードスタイルがそのまま当てはまる。本当思ったより寒くてびっくりしました。
到着する前までは雨は降っていませんでしたが、デナリ国立公園の駅に着く直前から降り出し、なんなら土砂降り。結構引くほど降っていた。
アラスカに行く直前に、こりゃ雨だと諦め、Columbiaのファクトリーストアでレインジャケットを子供には買いましたが、大正解でしたね。毎日大活躍しました。風も通さないからいいよね。

荷物は全てホテルまで届けられるそうで、雨の中お迎えのバスに移動。すごい大きな観光バス!とびっくり。中もたくさん人が乗っていて、またびっくり!
それもそのはず、宿泊したホテルはめちゃくちゃ巨大でした!

McKinley Chalet Resort

入り口はこんな感じ。
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中には大きなレストラン、バー、スタバ、ショップ数軒があり、もうここから出ないで過ごせるんです。
リゾート内のマップはこちら。
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メインロッジという右下の青い建物からリゾート内巡回シャトルバス、デナリ国立公園までのシャトルバス、その他ツアーなども全て出るので、ここに近い方が良いのですが、恐らく外から覗いた感じ、1ベッドの狭い部屋しか近くはないように見えました。

私たちが泊まった建物は、2クイーンベッドのある家族向けの部屋のある、Ridge Viewです。マップの中央のDenali Squareのすぐ右上あたり。
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ここまでメインロッジから歩くと5〜10分。急な坂を選ぶか、階段を選ぶか。
自然豊かなので、雨さえ降ってなければ気持ちが良いです。
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レストランやショップが集まるDenali Squareは大きなレストランのほか、火を囲んでお酒を飲んだり、スモア(焼マシュマロ)をしたりできます。ステージがあるので、本来は生演奏とかがあるんでしょうが、今年は恐らくコロナでないようです。写真は別の日に撮ったので雨が降っていません。
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チェックイン時、荷物は1〜2時間後に部屋に届くと言われましたが、すでに届いていました。
お部屋はすごくスタイリッシュです。
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バスルームは床暖房までついていて、信じられないほど快適。部屋の暖房がきくまで少し時間がかかりましたが、夕ご飯を済ませて帰ってきた時はポカポカになっていました。
ひとつ残念だったのは、バスタブがなかったこと…旅にバスタブは出来れば欲しい…
レビューを読むと、広すぎるだの文句が多かったですが、ぜんっぜん最高でしたよ?満足しかない!

雨の中、アラスカ初めてのディナーへ出かけます。
ホテルの目の前のGeorge Parks Highwayはアンカレッジとフェアバンクスを結ぶ唯一の幹線道路と聞きました。この一帯だけレストランがあり、冬はホテルを含めほぼ閉まるそうですが、幹線道路だから1つくらいは営業してるよ、とホテルのおじさんに教えてもらいました。

私がオーナーならば。短い稼ぎどき。
定休日なんか設けない!!!
人員の問題なんだろうけど、今稼がないでいつ稼ぐ?
というのも、いいな、美味しそうだな、と思うレストランが週に2日ほど定休日があったのです。
私が目をつけた2店舗とも。
今回アラスカ食事のチョイスは。

キングクラブがあるかどうか。

これだけです。
というのも、2年前のディズニークルーズの寄港地、ケチカンにて。
船を降りた目の前にあった、カジュアルな店。キングクラブのファストフード状態。
夫が私に食べたいと言ったのですが、目の前にタダの食事(=船の中)があるのに、キングクラブだ???何言ってんだー!と即却下。
泣く泣く諦めた夫。
その2ヶ月後に同じ航路に乗った妹がそのキングクラブを食べ、美味しくて衝撃だったとの報告。

その後2年間私はずっとキングクラブを拒否したと恨まれ続けていました。
ここでチャラにしてもらうため、必死に探しました。
元から選択肢の少ない国立公園のまわりにて、キングクラブを出す店は私の調査結果たったの3店舗のみ。
うち1店舗はまさかのピザの上にキングクラブの足がクロスして立体的に飾られるという、ピザにも蟹にも失礼。
もう1店舗は「無理」と思うほどの山の上。あれは歩いては到達できまい。
残った最後の店舗はこちら。

The Overlook Restaurant
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定休日は火水。
さて、ここの店。一筋縄ではいかなかったのです。
事前に電話で到着翌日の月曜日の予約をしようとしたら、超だるそうに
「あーその日はクローズです。」
え?!定休日じゃなくない?と聞いたら、また超だるそうに
「もうその日からクローズです」
まだ夏終わってないのに、アラスカ的には8月中旬は夏じゃないのか?こんなに混んでるのに?!
と信じられず。
Googleのレビューで、同じ人がいたのです。
予約しようとしたらクローズと言われてムカついた、と。やっぱりあいつめんどくさかっただけじゃない?とイラッとして、諦めきれず、フェニックスの空港から電話をしたら、今度は明るく予約台帳確認してくれて、申し訳なさそうに、その月曜日からオフシーズンで休みなんです!と。
嘘じゃなかった。疑ってごめん。
到着の日曜日はシーズン最後の日のため、予約はホテル宿泊者のみと言われてしまい、軽く途方に暮れながら冷たい雨の中、ウォークインの突撃。膝が悪い人は上れないような坂を登らされて、ようやく到着…
もちろん満席。が…最後の一つのアウトドアの席ならいいよ!と柔かに。
ちょっと待ってくれーアウトドア寒くないか???
キングクラブのためなら、と夫が迷わず「OK」
というわけで、最高の景色を見ながら、寒さと闘う覚悟を決めました。
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でも思ったより寒くなかった!Columbiaでノリで買った子供用のフリース($15くらい)が大活躍。
ここで私は初めて知ることになったのです。
濡れたレインジャケットは脱いではいけないの。
知らなかった…!テーブルが濡れるのがとかが嫌で、すぐ脱いだのですが、着たままだと体温で次第に乾くそう。脱いでしまうと濡れたままで、その後ものすっごく冷えちゃうんだって。元気に脱ぐ私に夫がアドバイスしたのに、それを元気にスルーするのが私!
結果帰り道死ぬほど寒くなったのです。常識かもしれないけど、みんな、濡れたら脱がないで!死活問題!

絶景の中選んだのはもちろんビールですよ。
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アラスカのビールみんな美味しい。
夫と息子はMPのキングクラブを。確か1.5Lbで$60でした。それを2つオーダー。
私はずっと食べたかったHaributを。
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高級魚だと思ってたけど、そうでもなかったことを知りました。でも、新鮮なHaribut(オヒョウ)、臭みはもちろんないし、すっごくフワフワしていてめちゃくちゃ美味しかった!

そして!キングクラブとのご対面。
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キミに…会いたかった…!

と多分夫は思ってた。
ちなみに頼む人の方が少ないのに、まさかの2皿ということで、みんなから大注目。ヒュー!とか言われてる。まさか中国人だと思われるんじゃないかと恥ずかしい。

シーフード、特に甲殻類が大好きな息子は震えるほど美味しそうに食べる。9歳でこんなに上手にカニを食べる子もいないんじゃないかってくらい、慣れた手つきで綺麗に食べる。
私も1口分けてもらうことに成功。しかもいい部分。
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f:id:yura-mama:20210909055202j:plain すぽっ!とな!

日本で食べた高いカニカマみたいな立派なカニ肉に大感動。ちなみに味は…


ベスト・カニエバー。


最高…雨の中登ってきて、まさかの屋外で食べた甲斐があるよ…(涙)

滅多に食べないデザートですが、せっかくアラスカなので、ベイクドアラスカを。
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ベイクドアラスカってご存知ですか?
アメリカでも何処にでもあるデザートではないのです。調べたら別にアラスカ発というわけじゃない。諸説あるものの、どうもアラスカがアメリカ合衆国になったことに因んで名前がつけられた…らしい。が、その記録もないし、名前が使われ始めたのはアラスカがアメリカになったその後…というわけで、よくわからん、と。

ディズニークルーズのデザートメニューとして、アラスカ航路以外でも食べられるのですが、これまた不味そう。手を出すのは人生初。
ドーム型の中にはアイスクリーム、周りをスポンジ、その周りをメレンゲ。最後に火を点火!
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点火する前に何かのリキュールをかけてから目の前で火をつけてくれました。パフォーマンス的にも面白いし、頼んでよかった。めたくそ甘かったけどね。
焦げ目がついて、それがまた美味しい。
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が、子供には大不評!まぁ、それもそのはず。リキュールかけてるし、フランベして焦げてるわで、苦い!まずい!と。結果私が一番甘いメレンゲ部分を削ぎ落として食べて、中のアイスクリームとスポンジは子供が半分くらいは食べてくれました。底のベージュはピーナツバター。全体的に歯が溶けそう。
ディズニークルーズのより絶対美味しいと思うけど…
あと5年は食べなくていいかな。

$300ほどのリッチなディナーとなりましたが、旅じゃ。そこはケチったらダメ!美味しかったし、だーい満足!

部屋に戻る前に、夫はホテルのバーでビールを1人楽しんでいました。先に帰った私たち。
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いいよね、こんな贅沢なかなかないよ。

キングクラブへの道のりが長すぎて、なかなかデナリ国立公園へ入れませんが、次回からはきちんと公園に潜入します。また是非遊びに来てください。

The Overlook Restaurant
(907) 683-3463
https://goo.gl/maps/MUEjdkRCmv6N7h5MA

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