ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

ヨセミテ国立公園〜中編2

こんにちは、ゆらです。

軽く今更風吹かせますが、ヨセミテの続きを書きたいと思います。前回はこちらからどうぞ。

翌朝の爽やかなこと!

基本パーキングとパーキングさえ酷くなければ最高なのに!
のんびりビジターセンターまで歩き、Purpleのバスを待ちます。全然来ませんよ、全く。朝だから?30分も来なかった。イライラするよね。WDWのバス見習ってくれ。

今回絶対行きたかったトレイルはこちらです!

ヨセミテの無限とも思える数々のトレイルの中で最も人気なトレイルの一つ。
でも大体、感覚85%の人はVernal Fallsかその手前で引き返すようです。最後まで行くのは結構challengingでした。
高低差がまさかの2208ft=673m
東京タワーちょうど2つ分。なんとスカイツリーより高い。
それは子供たちには伏せておきました。
距離は6.4mile=10.3km
どう考えても今まで色々行ってきたトレイルの中で群を抜いています。でもやりたい、見たい!最後まで行きたい!という強い覚悟のもと出発。ちなみに健康な大人でも4時間以上かかります。


バスが来ないから30分遅れで出発。
ループの予定ですが、どうも土砂くずれ?で通れないところがあることが発覚。

Nevada Fallsまで行ったら引き返すしかなさそうです。

スタートからまぁまぁ上り坂です。すぐ横に川。

はい、もちろんまた蚊がいます。我々は虫除けスプレーをホテルで買ったのでもう怖いものはない。

少しだけ登るだけで素晴らしい景色が見えます。

とにかく爽やか。森林浴、しかもマイナスイオンに包まれた気分で、最高ですよ。
スタートして30分弱で、Vernal Fallsからの川を渡る橋に到着。

水の音が凄すぎて会話する時叫ぶ。
まずここで引き返す人が多数。しかもトイレまであります。こりゃ安心だ。

しばらく歩くと滝のミストを感じました。

虹が見えますね。

嫌な予感がしたので、夫以外ここでレインジャケットを羽織りました。暑くも寒くもないので着なくていいんですが、嫌な予感。
大正解。

信じられないほどの水量、水しぶき。
Mist Trail=Storm Trailに名称変更を要求したいほど。叩きつける滝からの水しぶき!レインジャケットは上半身だったので、私も子供たちも下半身はずぶ濡れ。パンツと靴下の中までびっちゃびちゃです。あんなに濡れたのは台風のディズニーランド以来なんじゃないかってくらい。
レインコートを着ていなかった夫は、1人シャワーを済ませた感じになっていました。
Vernal Fallsの真横の道は狭く、来る人と道を譲り合って進むので、ますます濡れてる時間が長かったようでした。
顔をきちんと上げられないほどの、まさしく豪雨だったので写真も撮れないし、景色も堪能できないし、相当ハードでした。
Vernal Fallsのてっぺんにつくと、沢山の人が濡れたジャケットや靴下を脱いで岩肌に座りおやつを食べて休憩していました。
私たちは写真撮影。

なかなか滝を上からは見れないよね。

濡れすぎた結果、一番肉のない娘はガタガタ震え、号泣しながら「帰ろう!!!」とブチギレ。

さて我々は先へ進めるのか…?!

やや険悪ムードになりかけましたが、息子が最後まで行く派に寝返ったので、娘は優しいパパに諭され、泣く泣く先を進むことに。
5分もするとご機嫌になっていましたけどね。本当ダメかと思いましたよ、ここで。

あとはもうひたすらNevada Fallsのてっぺんを目指すのみ!

てっぺん…遠いな。

ひたすら登り続け、2時間半かけて、ついに到達しました。

これがNevada Fallsの上からの眺めです。


圧巻

語彙力ー
残念なくらい言葉が出ない。
でも、文字通り、言葉を失う絶景でした。
なんで素晴らしい景色。自然が作り出したここで、限られた時間でしか見て体感することのできない所。
ここに来て、初めて、ヨセミテの素晴らしさを思い知りました。今まで「ヨセミテって大したことない」と思っていてごめんなさい。

私のナショナルパークトップ5に急に躍り出たよ。

泣いてた娘は笑顔で、こう言ってくれました。
「ママ、これ忘れない」(常にカタコト)

私もこの景色は死ぬまで忘れることはないと思います。本当に素晴らしかった。Vernal Fallsで引き返すのも必要なくらい割とハードなトレイルでしたが、その分の見返りの大きさ。頑張った甲斐がある。チャレンジしてよかった!

我々スカイツリー以上登りながら各自水を抱えていました。
このために。


史上最強の美味しさだった…!
靴下まで濡れていたので裸足になって地面を歩き、なぜか蕎麦を堪能。いいじゃないの、日本人だもん。

ハンモック抱えて登った人もいて、そこでお昼寝してました。悪くないねーそれもいいねぇ。

滝の上には橋がかかっていました。

すごいよ、軽く身の恐怖を覚えるよ。

人生で何度も滝は見てきましたが、滝を上から見た経験は記憶する限り初めてでした。
正直簡単なトレイルではなかった。8歳の娘本気で泣いちゃうし。それでも人生変わるんじゃないかってくらいの景色を見られた。このトレイルのおかげで体ぼろぼろになりましたが、全然後悔してません。

帰りはこのルートを通ることに。

オレンジのルートです。
左側から行くと元来た道を戻り、圧倒的に楽です。
が、もれなくまたパンツまで濡れます。
それが嫌だったので、遠回りルートを選びました。
途中見えました、Nevada Falls

あの上で蕎麦食べてる人、多分年に多くて3人だと思う。相当変わってる。

1番下まで戻ってきたのは、出発から5時間後でした。
下り坂かと思いきや、なぜか登ることが再度要求される帰り道。正直つらすぎて、最後のあたりは足がガクガクしてました。だってこの日、私たちが登ったフロア数、200階にほぼ近いものでした。
意味がわからない。
いやー辛かったなぁ。もう一度やれと言われたら…まぁあの景色を見られるなら頑張れるかなと思いたいですが、相当抜群なコンディションで臨みたい。ありがとう、Nevada Falls。なんか人生変わったような気がした(あんまり変わってません)

そのあと前回できなかったレンジャーバッヂをもらい、ビールを飲んでご褒美。

しつこいけど、これで$2以下って値付け間違えてないか心配。

部屋に戻り、やっとお土産を購入し、夕飯に向かいます。

今夜はついにホテルのレストラン、Mountain Roomへ!

予約なしでは難しそう、さすがメモリアルデー。

天井がすごく高くてめちゃくちゃ気持ちいい。デナリで泊まったホテル思い出す。また行きたい、アラスカ。

メニューはこちら。

ハンバーガーの値段($30)にドン引き。
夫が部屋に買ったお土産を置きに戻ってる間に飲み始めました。

すっごい歩いたからね、ビールもワインも美味しすぎる!
今夜のメインディッシュはリブアイにしました。8oz(240gほど)なので女性にはピッタリ。

べらぼうに美味しかった。
やっぱり疲れてるから?肉がいつもの倍に美味しく感じます!デザートまで美味しく頂き、今夜は終了。

酔っ払ってなかったら…あと満月だったら。
月夜に照らされるヨセミテフォールズを見たかったのですが、ベロベロだったのと満月でもなんでもなかったので、残念ながら部屋に戻り爆睡しました。

続きはまた次回…いつ書けるかわかりませんが…夏にヨセミテに行く方、水量は我々が行った時より少し減るかもしれませんが、素晴らしかったのでこちらの記事をぜひ参考に、抜群のコンディションでのぞんでください!

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