ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

夏の旅行〜デナリ国立公園①

こんにちは、ゆらです。

最近トレジョで買ったコレ。
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夏休みの最後の日、子供に作ってもらい(横で監視)カロリーを全力無視して食べてみたんだけど。

めちゃくちゃ美味しい。このMOCHI生地がたまらん。ピーナツバタークリームは罪悪感しか残らないものの、いるかいらないかと聞かれたら、いるに決まってる。アラスカで肥えてきたのに歯止めがかからんわ。数量限定なので気になる方はお早めにどうぞ。

さてアラスカ旅行の続き。前回は乗継地のフェニックスについてでした。ご興味があれば是非ご覧ください。

アンカレッジに無事着いたのですが、ハッチを開ける担当が来ない、とのことで機内で少し待たされました。夜中12:30頃やっと出ましたよー
いきなりのムースがお出迎え。
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記録として2番目に大きなムースだそうです。
前に「ムース 巨大」とググって見たところ、オバケみたいなサイズのムースの画像が何枚も出てきました。あれは嘘だったんだな、と思いましたねーフォトショだなぁ。

アメリカに来るまで、野生動物なんてシカすら見たことがない都会人間だった私ですが、この数年で数々の野生動物を間近で見ました。
・ブラックベア
・シカ
・エルク
ヤマアラシ
・ビーバー
・バイソン
・オオカミ
・コヨーテ
ハクトウワシ
グレートホーンシープ
などなど…一番興奮したのは、やはりアメリカの国鳥の頭が白いワシ、ハクトウワシです。
猛禽類がだーいすきなんで。
もちろん見たのはアラスカでした。今回今まで見ることができなかった動物との出会いがとにかく楽しみでした。
ちなみにディズニーにBIG 5がいるように、デナリにもいます。

①グリズリーベア
②オオカミ
カリブー
④ムース
⑤ドールシープ

デナリに夏ほぼ滞在した人でも1日3種類見るのが精一杯と何かで読みましたが、私は今までどこに行っても会えなかったグリズリーベアとムースに会いたい!とワクワクが止まらん。
余談ですが、カリフォルニアのクマは全てブラックベアです。グリズリーベアは絶滅しました。が、カリフォルニアの州の旗のクマはグリズリーベアで、その剥製がサンフランシスコにあります。

ここまで野生動物について熱く語っといてなんですが、本当の本当は動物よりもずっと見たかったのが、デナリ山でした。北米大陸最高峰、旧マッキンリー山。富士山の2倍近くの6190メートル。登頂するのはかなり難しく、2週間以上かかるそうです。
せっかく近くまで行くのに、なんと訪れた人のたった30%しか見ることのできないという、やや幻の山。これが見たい!これが見られるなら野生動物ゼロでも全然いいわ。

翌朝、アンカレッジの駅からアラスカ鉄道に乗るので、その駅にすごく近いホテルを取りました。古いホテル、Anchorage Grand Hotel。目の前に駅で朝から汽笛が聞こえるほどでした。一応駅の近くには他にもヒルトンなどもありますが、坂がわりと厳しいので、Grand Hotelまたは線路を渡るとすぐにあるホリデイインが絶対おすすめです。

睡眠3時間。厳しい。1日早くアラスカ入りしてれば良かったぜ。乗り継ぎもあるからロストバゲージも怖かったし、クルーズと同じで少し余裕を持って現地入りする方が気持ち的にも、体力的にも良いな、と感じました。

朝の空気は10度くらいなので秋を感じさせます。短い夏が終わりかけているんだと。部屋から見える白い建物が駅です。 f:id:yura-mama:20210825060856j:plain
出発は朝8時で、チェックインは30分前までに、と書かれていました。荷物を先に預けたのですが、行き先のホテルを聞かれ、伝えるとホテルまで直接運んでくれるそう!マジでありがたい!!!デナリ国立公園の最寄り町のホテルはほぼシャトルバスが運行しているようなので、そこは連携しているようです。
チケットは建物の中で引き換えですが、IDが必要となり、飛行機と同じスタイルです。なので子供は不要。
駅の中から外、まだホームには出ることは出来ません。建物の中は小さなお土産屋さんとコーヒーやサンドイッチなどの軽食を販売するブースがありました。お土産屋さんは帰りは閉まっていたので、買うなら行く時しかありません!アラスカ鉄道グッズはこのタイミングでしか買えないので要注意です。車内では買えませんし、デナリ駅でも買えません!

8時出発かと思っていたのに、全然ホームへの扉は開かず。
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軽く密じゃないかって人。
今から乗るデナリスターはアンカレッジとフェアバンクスを繋ぎます。Adventureクラスという普通車、Gold Starクラスという高級車、もうひとつツアーがセットになっているものがありますが、最後のはよくわかりません。Gold Starクラスは天井がドームになっていて常に見晴らし最高。ご飯もついてきます。お値段もそこそこで、Adventureクラスの約2倍します。詳しくはこちらからどうぞ。

我が家は庶民なのでもちろんAdventureクラスです。ホームに出たのが8時少し前なので、出発時間ではなく乗り込む時間だったんじゃないか疑惑。
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朝日があまり見かけない色合いで綺麗でした。
アンカレッジの駅にサヨナラを告げ。
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いざ乗車!
子供の頃、東京から九州まで寝台車で行ったことがありますが、それ以来の長い列車の旅。死ぬほど眠いはずなのに、ワクワクの方が勝っていました。
ちなみにAdventureクラスの車内。
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普通…
新幹線みたいにシートがクルっと回って、ボックス席になるのかと思ってたら全然固定式。もしやあれは日本ならではのものなのか?

軽食を売っているのは、AdventureクラスとGold Starクラスの間です。
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ここでビールも買える。ということで夫よりも飲んだくれ集団(アリゾナ州からお越し)がいました。大騒ぎしすぎたようで、最後掃除させられているのを目撃。飲み過ぎ注意。
ビール以外こんなに充実。飲まないとか無理。
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でもいちいち値段が不明でした。なぜ書いていないんだ。
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ジュノーにあったBrewery!めちゃくちゃ美味しかった。 f:id:yura-mama:20210828042351j:plain ここに座ってお食事が可能です。
ここ以外にも、きちんとサーバーがつく食堂車があります。メニューを見る限り普通のお値段なので、往復どちらかで食べたかったのですが、Gold Starの方以外が使えるかどうか?またそのタイミングが謎。加え、軽食のこの席(写真上)が良かったことと、素晴らしい景色を見ながら、ビール飲んでるのが予想外に良かったから。帰りに食堂車行こう!と言っていましたが、結局お腹もいっぱいで帰りも利用はしませんでした。Adventureクラスも多分使えると思いますが、未確認です。

行きは私たちはほぼ自分たちの席に座ることはなく。どこにいたかというと、こちら!
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ドーム席〜!
Gold Starはみんなこのドーム席です。高級車の気分を味わえます。
Gold Starはドーム席の後ろに外に出られるテラスがあるので、眺めの良い時はそこは人が沢山出ていました。
ドーム席は限りがあるので、2〜30分で交代してくださいと言われていましたが、最前列のご夫婦含めあまりみんな動かない。うちの子供たちも最前列に座れた途端全く動かない。どんなに席に戻ろうと言っても戻らない。
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こんな感じで約8時間ずっと景色を見ていました。
本当はダメなんだ…けど、見回りに来るスタッフの人もニコニコ「楽しんでる〜?」って子供たちに話しかけてくれてるし、もういいか…となってしまいました。ごめんなさい。

雲が面白く、朝日が素晴らしい色合い。
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アンカレッジを離れて2時間も経たずして、野生のムース(ヘラジカ)が走っているのを目撃。きちんと車内アナウンスで教えてくれるのです。
デナリ国立公園に近くなったところの川沿いで、ハクトウワシを見つけ、遠くからでも大喜びしました。最高にかっこいい。

謎なのですが、うちの娘(=6歳)は何故かものすごいモテる。同世代ではなく、ご年配。アメリカだと幅広い世代の大人から無駄にモテる。この日はモテ日だったらしく、車内で色んな人に可愛い可愛いと褒めちぎられ、車内軽食の担当のおばさんからは売り物のお菓子を貰い受ける。それだけで十分なのに、おかわりビールを1人で買いに行った夫にその担当のおばさんから。
「あのGirlのDaddyでしょ?このクッキーあげてきて」
と追加で貰い受ける。その場にいないのに何か貰う経験は流石にしたことがなく、この子はなんなんだろう…とモテ期がないまま歳を重ねてきた私は羨ましくも思えました。いいなぁ、なんかラッキーの星の下に生まれてるんだろうなぁ。

15:30に到着する予定が、全く到着する気配なし。結局ついたのは、16:30でした。なぜそんなに押しているのか不明。
鉄道と船の旅は時間を気にしちゃいけない、と夫に言われましたが、気になるほどの遅れ具合。

おせわになりました、デナリスター。また3日後。
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長くなってきたので、次回に続きます。

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