ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

セコイア&キングスキャニオン国立公園②

こんにちは、ゆらです。

前回のセコイア&キングスキャニオンの続きです。前回はこちらからどうぞ。

再度地図載せます。
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西のビジターセンターのある、Grant Grove Villageから車で5分ほどのところにある、General Grant Treeという巨木がここで最も有名。多分時間ない人はこれだけを見て去るような気がします。セコイアに比べて、必見というものが少ない、のんびりした雰囲気。

General Grant Tree=グラント将軍の木です。
種類はジャイアントセコイアといって、この地域にしか生息していない、驚愕のサイズの木です。
地球にまだ人類が誕生する前、この地の木は巨大なものばかりだったそう。その生き残りがジャイアントセコイアなんだそうです。樹齢は2000前後から最大3000年という衝撃的ご高齢。とても興味深いのは、この木は火に強いというか、火がないと種子が松ぼっくりから落ちないんだそう。なので自然発火した山火事の消火は行わないようです。 木としては世界で2番目に大きなもの(3番目という説もあるようです)
大きさの定義は、中に詰まっている体積らしいです。計算したのね、みんなで。
トレイル付近のパーキングは広いものの、かなり埋まっておりレンジャーが誘導していました。
f:id:yura-mama:20210603060938j:plain 誰も迷わないようなEASYなトレイルなはずですが、我々はなぜか道を外れ、なかなか将軍に会えませんでした。ここは本来とても分かりやすく、綺麗に舗装されているので、間違えようがないのですが。

途中木の中を通れる場所もあり。
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このトレイルは大きな木に沢山囲まれ、めちゃくちゃ気持ちが良いのです。森林浴は本当にいいですよね。最近の国立公園は昨年の夏からずっと赤い岩だらけだったので、新鮮。
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将軍の木と違い、名前はなくとも、とてつもなく背が高く太い木が沢山です。
ちなみに。サンフランシスコの北のにあるMuir Woodsとは別です。あれの方が背が高く細いそうです。確かにそう!
こちらミュアウッズのレッドウッド。
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こちらがジャイアントセコイア。
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比べると全然違うんですよね。どちらも背がものすごーく高いです。

そしてついにグラント将軍の木を発見!
しつこいですが、見逃すはずがないほど簡単です。

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広角レンズじゃないと上の方までとても映りません。
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一番人気スポットである将軍ですが、全然混んでなかったので、やはりキングスキャニオンにわざわざ行く人はセコイアより少ないんですね。
豆知識として、ここは初めはセコイアと一緒の国立公園として、イエローストーンの次、2番目の国立公園として指定されました。その後、1940年に分けられたのですが。まさかのヨセミテより数ヶ月先輩!(同年に国立公園認定)

グラント将軍。誰だよ…と思っていたバチが当たり、ここでなぜかiPhoneを落とし、生まれて初めて液晶が割れた。まだ悲しい。端っこなので、全然使えるレベルなのですが、悲しい。
息子はグラント将軍は18代アメリカ大統領だとその時言い張っていました。彼は軽く大統領オタク。なんと本当に18代大統領でした!しかも…$50の人!!!
知らなかった!$50滅多に見かけないし!

高さ82m、推定樹齢1700年、最大周囲33m、直径12m。
数字にしてもピンとこないでしょう。実際見ると圧倒的な大きさでした。圧巻の一言。
1700年前…日本は古墳時代です。考えられないほど長い時間ここで成長し続けいる巨木を見上げると、自分はサイズはもちろん、日々の悩みのちっぽけさにコンチクショーって気分になってきました。でも液晶のヒビが一番コンチクショー!

ちなみにこの木、Nation's Christmas Treeという別名も持つそうです。


テンション下がり放題ですが、気を取り直して、180号線、Kings Canyon Scenic Bywayを走ります。その名の通り、見応えのある景色が続きました。
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この道はかなり激しめの流れの川、Kings Riverに沿って進みます。ラフティングしたら死ぬんじゃないかってほど。
禁止されてます。

キングスキャニオンにあるもう一つのビレッジ、Cedar Groveに差し掛かると、ついに大好きなこちらとご対面❤️
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超地味なアレだけじゃなくて良かったよ!!!

先程のグラント将軍の木はトレイルとは呼べないので、今回の旅初のトレイルはZumwalt Meadow Loopにしました!1.6マイル(3キロ弱)なので1時間もかからず楽勝なはず。180号線の最後まで行く少しだけ手前です。
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ここは同じ出発地点で、幾つかのトレイルが入り組んでいるので、ややトリッキーだった気がします。というのも、このループは途中のMeadowをぐるりと一周するのですが、まさかのクローズしていたのです!でも書いてないの、どこにも…
ということで訳もわからずただ進む羽目になりました。
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川を渡り。
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あー綺麗、なにここ、やばい。
ループが閉まっていることに気づかずズンズン進む我々。
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ヨセミテにそっくり。
それもそのはずです。ヨセミテと同じ、氷河が削った花崗岩からできた峡谷なんだそうです。
これは…写真だけ見たら私は違いがわからん。それくらいヨセミテに似てる。
ループがループになってないことにいい加減気付いたので、引き返しました。どこまでも行けちゃうのも困りもの。
ここのトレイル出発地点はピクニックテーブルがありましたので、引き返してそこでランチをとることにしました。その前に川を近くで見てみると。この透明度!
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息子がね。

「ママ!!!Goldがある!!!」

え、嘘〜と思いながら見てみると、確かに砂と同じサイズの粒が金色で煌めいています。
母は衝撃を受け、思わず川に手を入れ(目が覚めるほど冷たい)拾ってみました。難しい。
え、ゴールド?マジなやつ?と頭をかすめるのはアラスカでの砂金探し。さすがカリフォルニア!と思いましたが、夫が「多分それ金じゃないやつ」とこっそり教えてくれました。多分金雲母という物質かと思います。花崗岩には金雲母が多く含まれるそうですからね。
息子は最高に嬉しそうだったので、金を見つけた素晴らしい1日ということにしておきます。

パーキング横にあるピクニックテーブルでランチ中。
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Blue Jayという、アオカケスが。ものすごい綺麗です。私はアメリカに来るまで、青い鳥は物語にしか登場しないと思っていました。とっても綺麗なこの鳥に見惚れていると。
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ランチ強奪。
おーい!!!やるな!びっくりしたわ。

続きはまた次回に書きます。

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