ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

2019年末旅行③〜カールズバット洞窟群国立公園後編

こんにちは、ゆらです。

いやー学校も始まって、普通の生活が戻ってきたぞー家が静かで平穏…
ところでアメリカに来て驚いたんですが、みんな必ずと言っていいほど、長めの休みは何処かに行きます。休みはどこに行くの?って言うのが、決まり文句のよう。日本では大体帰省くらいなのに、みんなハワイだのトリップしまくりなんですよね。
息子のクラス、娘のクラス、なんとどちらも1家族ずつ、日本にこの年末年始行った子がいて、ちょっと嬉しいのです。アメリカから日本遠いよ〜縁もゆかりも無いのに、そんな遠くに遊びにいってくれるなんて、日本人としてとても嬉しいし、急にその方々に親近感が湧いてきます。

そんな我々も年末年始のまとまった休みで、国立公園巡りをしてきた旅行記、前回の続きです。前回はこちらからどうぞ。 King's Palace Tourを終え、休憩ゼロで、向かったのはThe Big Room。 ビッグルームは名前の通り、とにかく大きい。アメフト場14面…ってどんなサイズか全然ピンとこないけど、とにかくとんでもなく広そうなことは伝わってきます。
大体1〜2時間で見て回れる、長さは1マイル程。レンジャーのガイドツアーが予約出来なくても、正直このビッグルームと入口からのメインコリドーの2つで十分楽しめると思います!(もちろんツアーは相当オススメ)

小さな石灰岩が積み重なって 迫力がある!

でも私が好きなのは、やはり天井から下がる繊細なこちら じっくり懐中電灯で照らしてみましたが、ちょいちょい切れて落ちていました。そこは色付けされてきちんと調査されていることが伝わります。一体どれだけの時間をかけてここまで成長したのかな、と思うと、ひとつひとつ、全てが神々しく感じ、全てに目を奪われ続けました。

色がまた優しくて、いいですよね。象牙色みたいな。美しい。

先程King's Palaceで見たのは、Green Lakeでしたが、今度はMirror Lake 看板が鏡文字になっていて、水面に映る看板が正しい文字。考えた人、秀逸だな。

ちなみに最初は子供が手を離さなかった懐中電灯はここではほぼ私のもの。 これを使って天井高くまで様々な形を楽しむことができました。絶対懐中電灯持って行ったほうがいい!暗いからではなく、隅々まで見えるのが楽しくて。

こうやって水があるから、こんな地底でも生き物がいるんですって。 蜘蛛、こおろぎなどの虫が中心。すごいな、本当。

私たちはほぼ立ち止まることなく、進んだので1時間で見切れました。ゆっくり歩いたら2時間以上かかると思います、相当広い。夫は途中から全部同じに見えてきたらしく、やや飽きていたようですが、私は全く飽きませんでした!
むしろ椅子とか座って懐中電灯使って何時間でも見ていられるくらい、全てが異なり、ゴージャスな空間。正直…自分の中ではイエローストーンの次に気に入った国立公園でした。結論、翌日行くホワイトサンズとどっちがいいか一晩悩みたいくらい。
ヨセミテとグランドキャニオンより私はカールズバットの鍾乳洞が好きです。ま…ヨセミテは滝が枯れてたから全力のヨセミテは見てないですけどね。
どうだろう、期待しないで行ったから?相当満足度が高かった。素晴らしい国立公園です。地味とか言って申し訳ない。
私の拙い文章、写真では絶対伝わらない。地下に広がるとてつもない空間の果てしなさに始終圧倒されっぱなし。ここは実際行かないと分からない!正直カリフォルニアからは遠いけど!遠いけど!是非行ってもらいたい国立公園です。

さて、帰りはエレベーターで一気に上がります。面白いのは、今エレベーターが何フィートかが出ています。確か230メートルまでだったかと。 どこまで行くのか不安になるほどの数字に1人ザワザワしました。

エレベーターを降りるとお店がすぐにあります。そこでいつものマグネットと、国立公園で集めているポストカードを購入。ですが、お店はエレベーターのところではなく、もう一つ大きいお店があります。品揃えはそちらの方が良いので、合わせて色々見てみると良いと思います。

いやーいい国立公園だったわぁ…しかし全員歩きまくった!今計算したら、まさかの10キロ歩いてました。え!なぜ!
途中サンドイッチ半分だったし、倒れるくらい腹ペコ。ビッグルームをなぜか駆け足で見てしまったので、早めにカールズバットを出発することができました。

ということで、片道40分ほど北東に進んだところにある、Carlsbadという街で早めの夕飯をとることに。あとスーパーで19時前にお酒を絶対に買う!と夫が強く言っていたので…カールズバット国立公園の最寄りのホワイツシティは、シティっていうかビレッジの間違いじゃないかってくらい小さいので、ちゃんとご飯食べたかった私たちはCarlsbadへ。
肉が食べたい!と見つけたお店へ入りました。
外観もメニューも写真を撮っていないので申し訳ありません。

Yellow Brix Restaurantというお店でいただきました。今回の旅で初めてのちゃんとしたレストラン。ということで肉!ステーキがいい!と。
私は見かけないステーキを頼みました。
Carne Asadaって知ってますか?
割と薄めの肉をマリネして焼いたもの。 初めて食べましたが、めちゃくちゃ美味しかった!私基本メキシカン好きなので、相当好み!肉としては硬めだけど、薄くしてるから気にならず、トルティーヤに巻いて食べました。唯一豆だけがあまり好きではないので食べられませんでしたけど、あとは完食。添えられているハラペーニョもそれほど辛くなくて、いいアクセント。ご飯は、もう目をつぶって食べたら、お子様ランチのザ・シンプルケチャップライス(チキンライスじゃなくてね)って感じで、妙に懐かしいし。いやー美味しかった。
さすがメキシコが近いだけあり、この辺では見かけないステーキメニューが普通のレストランにあって、かなり楽しめました!

地元民に人気なのか、夕飯時になると満席になっていたので、早いディナー16時スタートで良かった!

夫が嫌がらせのようにワインを何杯も飲むので、帰り3時間以上私が運転する羽目になりました。何にもない道だから〜まっすぐで何も怖くないから〜って言うんですが…
何もない=真っ暗闇(ハイビームでも弱い)
まっすぐ=75〜80mph(時速120〜130キロ)
なんですよ…
しかも途中山道があります。グアダループ山地国立公園ですね。その辺りがもう半泣きどころじゃない、カーブしてるくせに反射板がほぼないところとか、殺す気?
トイレはどこにもないのですが、このグアダループ山地に入る前(カールズバットから帰る、西へ向かう方から見て)サービスエリアがあり、トイレがあります。そこを行きも帰りも逃すとないので気をつけてください。

トイレ行って何とか平静を取り戻し、再出発しましたが、ホント…あんなに怖い道は初めてでしたね。雨上がり太陽の光で地面がキラキラして見えないのよりも、ずっと怖かった…
しかも、気のせいじゃないと思うんですが、ニューメキシコ並びにテキサスナンバーの車は、いかんせんスピード違反だらけです。規定の速度を守ると必ずつかえてしまいます。よって、80mphですら遅い。そんなスピードなのに、このベイエリアでは見かけない、お化けサイズのでかいピックアップだらけ。タイヤが片方で2つ並んでくっついるタイプ。後ろから見るとタイヤ4つあるんです。もう中型トラックくらいあります、日本だと。
それが猛スピードで後ろから迫ってきて、山道、暗い…
もうあまりの恐怖に、ほぼ泣いてました。
二度と運転したくない…夜に。夫を恨めしく思いましたよね。

そんな恐怖体験の中、一度車を安全なところに停めて 外に出ると、星空が凄かったんですよねー
生きててあんなに沢山の星を見たのは初めて。星が降ってくるってこれだなぁと思いました。本当に美しかった。星に手が触れる気がするくらい、星が近くて。夫が、夏にイエローストーンで見た星空より、もっと凄かったと言ってました。人里ではない、何もないところ、かつ月が新月だった気がします。素晴らしい経験でした。
恐怖体験さえなければ最高だったんだけどな。

ホテルに帰ったのは21時過ぎていましたが、みんな大満足の1日でした。翌日はいよいよ夢のホワイトサンズに出発します!明日の帰りは絶対運転しないから!!!

Yellow Brix Restaurant
201 N Canal St, Carlsbad, NM 88220
(575) 941-2749
https://goo.gl/maps/RnS7DFYEJpddtdBr7

 /></a><br /><a href=にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ

参加してます😋