ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

南フロリダ旅行⑨

こんにちは、ゆらです。

夏の旅行の続きを書きます。前回はこちらからどうぞ。

船に戻りランチのサンドイッチとソーダ(またはレモネード)を受け取りビーチへ行きました。
同時にシュノーケリングギアも借りましたよ。ビスケーンで$16かかりましたが、こちらはフェリー代に朝昼食とシュノーケリングも含まれているのはありがたいですね!
我々は砦の入り口から左に向かって歩いてビーチへ。

海が信じられないほど綺麗。
透明度が高すぎる。
シュノーケリングは砦に近い方が魚が多かったです。水温はビスケーンより冷たかったもののすぐ慣れました!
魚が本当に山ほどいました。
じーっとしていると大小の魚の群れに囲まれていることに気づき、生まれて初めての経験に感動しかありませんでした。 当たり前だけど船に乗って来た人たちと、少しの水上飛行機の方々しかいないので、こんなに美しい海なのに人が全然いなくて、もう言葉では表せないほどの貴重な時間でした。

実は天気がやや悪く、黒い雲が見えていたし、遠くでは稲妻も見えていましたが、ラッキーなことに雨に降られることもなく、水は始終透明でした。確かにここでキャンプできたら、信じられないほどの星空が見えるんでしょうね。

初めはここまで来て海水浴するのはどうなのかと思っていましたが、一生忘れない体験でした。
Dry Tortugas国立公園、私の中のトップ10国立公園にランクインです。6位くらいかな?(微妙な立ち位置)

フェリーに乗る前に船着場で着替えることができます。家族4人で同じ席を取ることはできず、夫と息子は上の階の外。私と娘は日焼けをしたくないので下の階の中の席をとりました。席がなくて、1人で来ていた男性(行きも帰りもPCで何かしていた)の隣。この人がね、この島のスペシャリスト的な!どこかの大学の研究者か何か?(イメージ)で、何度も何度もここに来ているようで、フェリーのクルー達とはお知り合い。頼んでないのにビールが出てくるくらい。
少し後から話をしたのですが、なぜそのようなことになったかというと…

出港直後に「行きが平気だったからと安心しないでください、そういう人に限って酔います。薬を飲んでください」とアナウンス。その時点でビールを飲み始めてた私…え、大丈夫?娘は最後の子供も飲める日本の酔い止めを飲み。私はもう何もない。ちょっと不安だけどビールあるしなぁ。隣のお兄さんもガンガン飲んでるし。

ここからがまさしく…


地獄絵図


出港15分後、斜め前にいた女性と目が合い、ニコッとした1分後。彼女が突然リバース。え?今笑ってたよね?!とびっくり。
彼女を皮切りに、その後の室内は船酔い者が大続出。
というのも、とても立ち上がって歩けないほどの信じられないほどの揺れでした。もはやアトラクション。隣の慣れてるお兄さんですら、PC作業を中断し、私に「これは続けられないね」と言うほど。ビールが溢れないようにおさえ、とりあえず必死に飲み切り、飲まない方が良かったのか?と不安。

私は人生で一度船酔いをしたことがあります。その時はまだ12〜3歳くらいでしたが、今だにその時に体調の悪さを覚えており、それが脳裏をかすめ…不安でいっぱいの2時間半。まだ始まったばかり。

船の前方にバーがあり、そこでビールやアイスクリームなどを買えるのですが、担当している男性から乗船している人々が全員よく見える形。いわゆる教室の先生のポジション。彼が素早く手で指示を送り、他の船員が指示されたところにエチケット袋を届けに行くのですが、立ち上がれないほどの大揺れでテキパキ動く彼らのプロフェッショナルな姿には、ただただ驚かされました。

隣の席の夫婦も嘔吐し始め、なんか酔いそうだな…と嫌な予感がしたので、行きのように寝よう!と思い目をつぶりましたが、全然眠れず。目を開けると隣のお兄さんがすごい見てる。え?なに?と思ったらエチケット袋を渡される。まだ吐かないよ?と戸惑ったら
「気持ち悪いの?もし悪くないなら目を閉じないで。遠くの水平線を見て。目をつぶると気持ちが悪くなるよ」
まじ、そうだったの!
ってこれ船酔いしない基本なんですってー!

娘のコーラを一口飲んだ直後…
まさかのリバース。いや、でも惨事ではなく、飲んだ一口のコーラが戻っただけなので、エチケット袋にちょっと唾を吐くくらいの感覚。
そしたら急に眠くなりました。多分1時間くらい寝ていたようです。気がついたら…まだすごい揺れてた(爆)
相変わらず地獄絵図で、エチケット袋と水を持って駆け回るスタッフさん。少し歩ける人は外に連れ出される。いやーすごかった。
あと30分くらいになった時お兄さんがキャンプした時の写真などを見せてくれました。神秘的な夕焼けの写真、すごかった。お兄さん…ありがとう、ちょっと声が小さくて聞き取りにくかったけど。

下船し、夫と息子に聞くと、息子はずーーーっと寝ていたそうで、もちろん酔わず。船外は2人だけ吐いていたけど、あとは誰も何もなかったそうで。やっぱり中の方が酔いやすいのかもしれません。
ということで、フェリーは天候によって地獄絵図ですので船酔いしやすい方はやめた方がいいと思いました。色んな意味で行くのがめちゃくちゃ大変な国立公園でしたが、本当に行けてよかったです。

一度ホテルに荷物を置きに戻り、夕ご飯を食べに行きました。夕飯はこちら。

Kaya Island Eats

外の席しか無いように見えました。結果めちゃくちゃ暑かったー
足元に鶏がいたり、私あまり外の席は得意では無いのですが…料理はとってもおいしかった!
カクテルも美味しい!

全く記憶にない。食べたのかな、私?
これが食べたかった。Macadamia Coconut Catch。お魚種類は覚えていませんが、生姜の香りのする、どことなくアジアン的なソースが絡んでめちゃくちゃ美味しい。こんなの初めて食べた。

デザートまで食べることができず。あまりの暑さに負けた…
ホテルの部屋から見た夕焼けが本当に綺麗でした。

泊まったホテル、Silver Palms Innはとても良いホテルでした。清潔なのはもちろん、部屋は広く快適。バスタブがないのは残念でしたが、小さめなプールもありました(入る時間はない)
翌朝はチェックアウト前に朝ごはんを頂き、オーダーのオムレツがめちゃくちゃ美味しくてまさかのおかわりしてしまいました。

ここで実はミラクル。オムレツを待っている時娘が朝からプールサイドでくつろぐカップルを指差し「昨日フェリーにいた人」
まさかの隣の席でゲーゲー吐いてた夫婦だったんです!思わず「体調どうですか?」と話しかけてみたところ、すごくびっくりされながらも「昨日はまさしく悪夢だったわ。部屋に帰って少し休んだら良くなったけど、本当にひどかった!」と言っていました。まさかの同じホテルだったなんて!笑

続きはまた次回に書きます。

Kaya Island Eats
628 Rear Duval St, Key West, FL 33040
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