ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

南フロリダ旅行⑧

こんにちは、ゆらです。

長い夏休みもあと少し。ファイト。
フロリダ旅行続きを書きます。前回はこちらからどうぞ。

今回とっても楽しみにしていた、我が家31ヶ所目の国立公園、ドライトートゥガス国立公園へ行きます!
キーウェストから西には109km、とても小さな国立公園です。アクセスが悪いので、行くことが最も困難な国立公園の一つ。いつか行きたいと思っていた理由は、ヨーロッパに移住してしまったのでなかなか会えなくなったけど、SF時代の時に仲の良かった国立公園オタクのお父さんが教えてくれた彼の最も好きな国立公園のひとつ。彼曰く、そこでのキャンプ体験は他とは違う、大変素晴らしいものだったそうです。私はキャンプできない人間なので(だって肌とか髪とかどうなるの?)もちろん日帰り。
日帰りはフェリーか水上飛行機で。これがまぁ…まぁまぁ高いんです。
水上飛行機は10人しか乗れない上、大人$451、12歳以下の子供$360という…4人で$1622、なんとおよそ25万!!!
高すぎます…無理です…庶民なんで。
予算的に問題なければこちらなら片道40分、滞在は2.5時間、トータル4時間で時間をお金で買えます。ちなみに現地で滞在するのを長くするツアーもありますが、もちろん倍くらい高くなります。
フェリーは大人$220、4〜16歳は$165で、4人で$770となります。国立公園年パスがあれば$30値引きとなります。約11万です。冷静に高いけど、飛行機よりは優しい。ですが、往復5時間かかり、完全に1日かかります。少なくとも前泊は必要です。
我々はもちろんフェリーで行くことにしました。
Yankee Freedom

船は100人強しか乗れないのもあり、夏は3ヶ月前には埋まることもザラなので予定が立ったら早めに予約することをお勧めします。

フェリー乗り場の集合は7時。ホテルから港までは30分かかるので早起きです。
私は間違えて普通の大人チケットを買ってしまいましたが、現地でチケットを引き換える際に国立公園年パスを見せて$30返金してもらいました。

広い待合室で待つ。
乗船前に様々な説明を受けます。シュノーケリングギアを借りたい人はagreementの紙を貰って船の中で書くことになっています。8時に出港し、10時半くらいにドライトートゥガスに到着。11〜1時の間に船に戻りランチを受け取ること、3時に出港することなど。
そこで衝撃情報。

「本日は波が高く、揺れが予想されます。こちらで酔い止めを$1で販売しているので、飲むことをお勧めします」

うむ。実は知っていた。冬にこちらに行った方がフェリーが揺れすぎて酔いまくったと。
ということで念のため酔い止めを持ってきていましたが、夏は基本あまり揺れないと聞いていたので、日本の子供も飲める酔い止めを数錠だけ持って来ていた私。残念ながら…全員分はない。夫は念のためそこで購入して飲んでみました。
私はアメリカの酔い止めの怖さを知っている。それは…アレルギー薬のように眠くなること。気絶するほど。だから飲みたくない!日本のは別に眠くならないのです。
私は日本のを飲みました。夫は眠くならなかったそうで、体質か薬の種類によるのか?
前サンフランシスコで母と娘と一緒にホエールウォッチングした時飲んだのは本当に眠くなって…アメリカであるのに、ギラデリのお店で妹と眠ってしまったほどでした。メーカーによるのかなぁ。

ちなみにチェックインを早くすると、早く乗船できます。いい席、家族で同じ席に座る為には早めがいいと思いました。
船は思ったより全然揺れず、快適。朝ごはんも船の中でベーグルやヨーグルトが貰えます。空腹は逆に酔いやすいと読んだので、ベーグルとコーヒーをもらいました。

朝早かったからきちんと仮眠をとりました。デッキに出て海風を感じる。気持ちいい!

見えて来ました、ドライトートゥガス国立公園!

ジェファーソン要塞です。
ドライトートゥガス、どこがドライって…?真水がないってことなんですって。
元々この要塞は海賊を見張り、鎮圧する為に造られたものです。驚きは未完成であること。

海賊を見張るための要塞の後は、刑務所として使われていました。アルカトラズと同じですね!アルカトラズはアルカポネが収容されていたこともありますが、ジェファーソン要塞はリンカーン暗殺の犯人グループの内の4人が収容されていたそうです。時代が違う!

ついに到着!
あぁ…感無量。
デナリ国立公園くらい、来るのが大変だった…けど私個人はデナリより来て良かった、本当に綺麗な国立公園!と思いました。

小さなブックストアでお土産購入し、レンジャーブックも提出!船の中に本があるのでそこで仕上げられます。我々は印刷して旅の前に仕上げていました。


ここにいるレンジャー大変だな…急に現実。
ここからは過ごし方は自由。フェリーの中で短いツアーに参加したい場合はサインアップするだけですが、我々は参加しませんでした。子供達は泳ぐことの方が大事です。
砦を見学。特に私が行きたかったところ!
連続でお届け。 たまらん!

素晴らしく絵になる!
海が透明すぎて、上からお魚が見えました!早くシュノーケリングしたい気持ちがありますが、砦を見に行きました。


砦の入り口。中に入るとすぐ右にビジターセンターがあります。

我々はすぐに上に登りました。
サンフランシスコにあるフォートポイントよりも大きい!
船が何隻もいますねーお金持ちの自家用船かしら? 海の色が本当に綺麗。正直、この後訪れるディズニークルーズのキャスタウェイよりこちらの方が綺麗。前回の西カリブで訪れた時は、キャスタウェイはやはりグランドケイマンの美しさには敵わず。いつも負けている。苦笑

砦から見る海、本当に綺麗です!

めちゃくちゃ蒸し暑いものの、蚊はいませんでした。
ここに収容されていた有名なSamuel Mudd博士(リンカーン暗殺グループの一員のようですが、どうも調べると暗殺したブースの折れた足の治療をした南側の工作員とのことです)は黄熱が蔓延していた際の治療に大きく貢献し、のちに恩赦、釈放されたそうです。黄熱、つまり蚊はいたはず。私たちは見かけませんでしたよ!


長くなるのでまた次回続きは書きます。


 /></a><br /><a href=にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ

参加してます😋