ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

子宮筋腫手術後数日の経過

こんにちは、ゆらです。

前回手術までの道のりと、当日のことを書きました。今日はその翌日からのことを備忘録にしたいと思います。前回はこちらからどうぞ。

術後2日目
ちなみに手術が終わった夜中は看護師が代わる代わる見にきてくれました。まだ経口薬は飲まず、点滴からでした。
夜勤の看護師に明け方、朝ごはんはどうする?可能なら普通のご飯を食べた方が早く元気になれるわよ、薬も飲めるようになるし、と言われ、戸惑いながら電話で注文。

お粥とかもちろんないので、オートミール頼んだら、それだけ?オムレツは?と言われ、頼んでみたものの、いきなりの固形物は厳しく…2口しか食べられませんでした。オートミールは正義だわ。
あとからメニューに気付き、じっくり見てみました。

デザートのバリエーションがね。アメリカだねw
まだお腹いっぱいなのに、ランチは何にする?と直接聞かれました。お腹いっぱいなんですけど…苦笑

昼の看護師さんに朝イチ聞かれたこと。
「ハーイ、今日担当の○○よ〜気分どうー?ところで今日退院するの?」

え?!やっぱ今日出ないとダメ?痛みは薬でなんとかなってるけど、全く動けないんだけど!と戸惑うと、先生はなんて言ってた?

スミマセン、私朦朧としていて先生と話したことを大して覚えていないんです…と正直に答えると、大笑いしながら「そーよねー!オッケー!後で先生来るはずだからその時聞いてみて!」と。
先生に聞く前に…「ちなみにこの手術する人は何泊くらいするんですか?」と聞くと、
「まー普通は2〜3泊ね。保険によるけど」
ほらな、1泊で帰るとか鬼じゃねーか!と思い、即主治医のクリニックに連絡し、何泊まで保険がおりるか聞いてみました。
幸い3泊まではオッケーとすぐ確認がとれたので、もう1泊することが決定。
開腹したのに2泊で退院するのも日本では考えられませんよね。しかもカテーテルつきですから。

ご飯が少し食べられたので、痛み止めは口から飲むことに。イブプロフェン(AdvilかMotrin)と、アセトアミノフェン(タイレノール)を時間をずらして8時間おきに飲み、体にどちらかの鎮痛剤が効いているような状態にしておきます。イブプロフェンは胃が荒れるので、点滴で胃酸のコントロールをすると聞きました。その痛み止めに加え、出されたのはオキシコドン
これ麻薬系です。アメリカでドラッグのオーバードーズ問題になるひとつです。カリフォルニアではIDを見せて、買える数をコントロールしてあると前親知らずを抜いた時知りました。日本だとガン治療に使われる強い痛み止め。
よく効くものの、副作用があり、吐き気、頭痛、眠気、意識混濁、便秘。イブプロフェンアセトアミノフェンで痛みが耐えられない場合オキシコドンを飲むそうです。
手術後24時間しか経っていないので、試しに飲んでみることに。結構小さい。ドキドキ。
幸い私は吐き気などは起きませんでした!ただ猛烈に眠くなり…便秘はデフォルトなのでオキシコドンのせいではない。

吐き気もないし、昼過ぎに初めて立ち上がりました。自力で!
まさしくクララが立った!
結構我ながらびっくりしました。一応まだ30代で、体力あるほうなんでしょうね〜感動。
院内をぐるりと歩きましたが、特に痛い歩けないみたいな感じもなく。あっさりでした。
明日退院できそう!
歩く必要があるのは、退院のためではなく、体にガスが溜まっているからだそうです。ガスが溜まると良くないので、歩いてなるべく下から排出させる必要があります。歩くのは大変ではないものの、ベッドから起き上がるのが辛い辛い…涙出そう。
シャワー浴びていいですよ、と言われましたが、そんな勇気は出ず…どうせ明日帰るし、とやめときました。部屋にシャワーもついているので、浴びられるようなら快適でしょうね!

ランチはサンドイッチ、夕飯はミートローフを頼みました。

デザートにバナナプディング頼んでみたら激甘だった。

手術翌日とは思えないガッツリメニューですが、食べられるなら食べた方が元気になると思うので、美味しく頂きました。

術後3日目
相変わらず夜は続けて眠れないのですが、前よりしっかり眠れます。
この日の看護師さん、まさかの日本人!
さすがトーランス!!!爆笑
ずっと英語づけだったので、なんかすごい嬉しくなりました。
朝ごはんはパンケーキですよー

フワフワで美味しかったです!もうかなり元気風ですが、痛いのは痛い。起き上がるのは相変わらず辛い。
入院している方の中でも多分若いのと軽いのか、看護師さんからはそろそろ放置プレイで、滅多に見に来てくれなくなりました。もう一泊したいなんて考える隙も与えられない感じ。歩く練習も一人でどうぞ、と。支えも不要になるスパルタっぷりにアメリカの真骨頂を見た気がした。
痛み止めはこの日はオキシコドンを飲まずに平気でした。これは退院した後も平気そうだな。

夫が仕事の都合で夕方に来たので、そこで荷物をささっとまとめ、カテーテルの説明を受け、退院。手続きなどは一切なしで、アシスタント看護師が車椅子を使って車寄せまで押してくれました。

我が家から病院までは5分しかかからないのですが、それでも些細な揺れが怖かったです。夫には超安全運転してもらいました!

久々の我が家、カテーテルつきで帰宅した母の姿に子供達は戸惑っていましたが、2人きりになるとお互いポロポロ涙をこぼして「ママが可哀想」と。
小さな体でたくさん不安や心配を抱えさせて、ごめんね。あとは治るだけだから!なんか多分体力ある方みたいだからカテーテルついてるけど早く元気になるからねー!

自宅でシャワーを浴びる時じっくり傷を見ました。びっくり。縫ってない!接着剤に透明のテープでおさえてあります。すごーい!しかし私の場合開腹の傷に加え、腹腔鏡の3ヶ所の痛みもあり…それが地味に違うから困る。気管に管を入れていたからか、たまに咳が出ます。その咳の痛みが強烈に痛くて…
傷開いてんじゃないかって。
血が滲むかと思う。毎回。
くしゃみとか出たら死ぬかもしれない…

他に大問題は、便秘。
元から便秘なのに、麻酔や痛み止めの副作用により、多分石になっていると思われます。出ない前に便意すら起きない…カテーテルだから尿意でトイレに駆け込む必要もないので、水はとにかくたっぷり飲むようにしていますが(多分2リットル以上)すでに石になっているからか効果なし。先生に言われた便秘薬早く効果でないかなぁ。

入院にあたり必要なものは…本当に何もなかった。必要なのはIDと保険証、強いて言えばSSN(聞かれるだけ)くらいでしたね。
スマホの充電は長いものをお勧めします。
日本みたいにスリッパもパジャマも何もいりません。ストロー付きドリンクカップがあると便利と読みましたが、それも用意されていました。
足の浮腫み、血栓ができないようにするためにも、それ用のソックスなどは必要なく、ふくらはぎを空気のチューブみたいなものにすっぽり入れて、それが萎んだり膨らんだりしてマッサージしてくれていました。ちょっと音がずっと聞こえているのですが、あまりに気にならなかったです。ただ蒸れて暑かったです。

カテーテルは1週間くらいで外せると聞きましたが、レントゲンを取り、膀胱の傷が治っているかを確認してから外すため、結局術後10日後に病院に行くことになっています。外せますように。

術後の経過はまたまとめて後日書きます。

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