ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

幸せすぎる憧れの店

こんにちは、ゆらです。

Jonas Brothersが活動再開しましたね。顔は無理だけど、私は次男坊の声がすごーく好きなので、嬉しい。Suckerがいきなり好きな感じです。でも何でか末っ子がメインボーカル風な扱いで、末じゃない、次男に歌わせろ、と思いながらSucker鼻歌中。次男坊の声が好きー

さて全然話違いますが、先日ついに行ってきました。

Chez Panisse
https://www.chezpanisse.com
ついに…つ・い・に!!
TSU・I・NI ですよ!しつこい。

ベイエリアに引っ越す前から行ってみたかったんです。予約が超取りにくい、ベイエリア屈指の超有名な名店でしょう。
食通(てか何でも詳しい)前職の先輩にこちらに引っ越すことを報告した時
「あーシェパニーズあるとこねぇ…行ってみたいんだよ」
と。
しぇぱにーず、なんやら?でしたが、調べるほど行きたくて行きたくて行きたくて!

1階がレストラン、2階がカフェ。
調べると、どうもカフェは子供もオッケーらしい。実際行った時、キンダーくらいの女の子がいてテーブルにはクレヨンが。
でも。やっぱり雰囲気的に子供難しい。メニューも難しい。シェアしにくい。なので、ぜひ大人で行って欲しい。

今父が渡米しているので、子供をお願いして夫婦で行ってきました。夫婦でディナーなんて何年ぶり?(ディズニークルーズ除く)

予約はネットと電話。でも電話の方が1ヶ月前からなので早いです。ネットは28日前とかなので、電話で埋まってない枠をネットにしてるんだと思われます。

私は父のオッケーがあったので、1ヶ月前に電話をかけました。予約開始の午前9時0秒にかけました。

早すぎた!

営業時間のお知らせの後、お掛け直しください。
もっかいかけたら時すでに遅し。
つながんねーー!!!!
補習校送った後の駐車場でただひたすらかけ続ける。娘の文句に耐えること30分。ついに繋がりました!聞き間違えかと思うほど嬉しい瞬間。てなわけで難しかったのです。皆さま00秒にかけちゃダメですよw

初シェパニーズはカフェ。レストランは記念日でも何でもないのにちょっと贅沢しすぎと判断しました。カフェの予算は$100ですね!(アルコール込み)
世界で一番高いカフェだわ。

外観は知ってましたが、実際見ると場違い感半端ない! だってこの斜め前にSafewayあるんですよ?意外すぎません?私もっと裏道入った隠れ家風かと思ってました。結構な大通りに面してた!意外。駐車場はないです。路駐は難しいので、歩いて10分くらいのPublicに停めました。しかしバークレーといえど、オークランド。いつガラス割られてもおかしくなさそうなので、怖いなー としっかり車の中空にして行きました。

シェパニーズ、入り口にちゃんとメニューでてました。 その日の一番の食材を使ってるから、毎日メニューが違うんですよね。 メニューくださいって持って帰ればよかった。

中は暖かみのある照明と木で、ここはどこ???

階段を上がるとガヤガヤして活気がある!静かなディナーがよければ、レストランの方がいいと思う。カフェはガヤってるし、テーブルの間も狭いです。
オープンキッチンがあり、奥にも席があるようでしたが、我々は入り口のある通りに面した方に通されました。 なので、奥行きが不明!広いのか狭いのかさっぱり分かりませんでした。

席に座りメニューが。 アラカルトになっているので、前菜、メイン、デザートを頼むのが普通みたい。アメリカで私デザートまで辿り着けないことが多いけど、絶対辿り着いてみせる、とヤル気に満ち溢れてメニューをガン見。

とりあえずアクメのパンがきました。 パンと水だけでハッピーな人はどうしたら良いですか。アクメのパン、本当に美味しい。ふかふかで。ただ酸味があるパン嫌いな人は苦手かも。私はいくらでもいける覚悟はありましたが。

前菜、私は
Baked Andante Dairy goat cheese with garden lettuces $15 ゴートチーズってちょっと臭い印象ですが、全然気にならない。一口目は「あ!やっぱりゴート!」って思いましたが、二口目からはこのクリーミーさにとろける。塩加減がチーズだし強いので、一緒にサラダを頂くと、この組み合わせが絶妙で…もう胸を張って言う。

アメリカに来て一番美味しいサラダだ!

ふわふわなんですよ、お野菜が。生き生きしてる、サラダが!カブ(の仲間たち)はシャキシャキが半端なくて「え、今採ってきた?」って感じでした。甘くて美味しいんです。サラダの塩加減がひたすら絶妙で、シンプルなサラダがこれだけ美味しくできるなんて、只者じゃないな、シェパニーズ!!!

夫は
Local halibut tartare with Belgian endive, citrus, and ginger vinaigrette $17 チコリの上に生のhalibut、カラスガレイです。こちらの真ん中のサラダは私のと違ってふわふわしてなかった。でもhalibutが絶品。チコリと一緒に食べると食感の違いがまた楽しく、こちらの前菜も只者でない予感。

メインに私は
Roasted pork loin with fried shoestring potatoes, Broccoli di Ciccio, chiles, and capers $29 豚のくせに喉越し爽やかってどういうこと。
余計な脂がなく、もたれない。とてもすっきり頂けます。けど決してドライではなく、こんな上品なポークもなかなか出会えない。
付け合わせのポテトは高級カルビーって感じ特筆することもなく。ブロッコリーはとても美味しかった。

夫は
Sonoma county duck braised with prunes and red wine, with parsnip puree, chard, and rosemary $28 なかなか食べる機会のない鴨。一口分けてもらいましたが、非常に柔らかく、よく脂がのって美味しかったです。全然しつこさはないです。
ここで伝えたいのは、残念ながら鴨ではなく。

マッシュポテト!

間違いなく生きてて一番美味しいマッシュポテトだった!キングオブマッシュここにあり。

あんなに滑らかなマッシュポテトありますか?しかも芋だけじゃなくて、他の野菜もちゃんとアクセントになっていて、マッシュポテトに何してくれちゃうのよーっ!って夫と絶句。
よく味のわからない夫が「こんな美味しいマッシュポテト食べたことない。。。」と。
鴨より先にマッシュポテトがなくなっていました。普段残されがちなマッシュ達が報われる瞬間。何だったんだろう。
もちろん鴨も美味しかった。けど、キングオブマッシュがとてつもないインパクトでした。

ポーションは多くないのですが、ゆっくり頂くのでお腹はいっぱい。でも全力でデザートに向かいます。どうっしても食べたい。私はキッチンのカウンターに置かれていたフルーツタルトみたいなのが食べたかったんですが、どこにもタルトらしきものがなかったんです!担当のお兄さんに聞いて無事オーダー♡

Apple and sour cherry galette with vanilla ice cream $12 私の知ってるガレットってクレープだったけど、よく考えたらガレット・デロワとかもあるし、薄いパイやタルトっぽいのもガレットなんだな。
期待を裏切らないさっぱりした非常に美味しいデザートでした。りんごが美しいし。見てたい。私はさくらんぼは生ばかりで、ジャムやケーキなど加工されると途端に好きじゃなくなりますが、これは美味しかった。

夫は
Blood orange sherbet meringata with Mandarins and candied cumquats $12 ザ・さっぱりー!!!
シャーベットの下はクリームに見えますが、メレンゲ。まわりを焼いてるから(でも焼き色ないのがすごい)サク、ふわ。口に入れるとシャーベットと一緒に溶ける!溶ける!知らなかったけど、cumquatってキンカンですって。

コーヒーもたっぷりポットで$6。ちゃんとSightglassです。地産地消なんだな。
今更ですが、ワインは色々めちゃくちゃ種類ありました。これは地産地消ではなく、様々。私はフランスのデザートワインにしました。甘いワインが好き。白ワインと赤ワインはグラスで頼んで、並々かなりの量注がれていました。

値段としては全て妥当。ドリンクに関しては普通か安いくらい。でも何が高いって…
サービス料がまさかの17%もとられる!これに9%とかの消費税もかかるし、もちろんチップも。サービス料はチップじゃないんだろうか?

というわけで、2人で$208でした(チップ抜き)
この満足感。期待してるお店に行くと、期待超えてこなくてあれ?ってことよくある中、満足するってすごいと思う。本当にトータルこんな満足できたレストランって過去あったかな?って思うほど素晴らしかった。夫婦で「ど素人の我々でわかるかな?」って言いながら来訪しましたが、体が喜ぶ感じがした。ぜーんぶ喉越しが良い。とにかく素材の良さ、上品な味付けに感動でした。空間がまた素敵。
駐妻の私はほぼ家にいますが、夫は仕事仲間とシティのおシャレーなお店にたまに行くことがあります。アメリカで仕事をし始めて5年になるそうですが、日本にいた時より徐々に素敵空間への感動が薄れてきたそう。なのに、久々にここは凄くいい、と夫もとても気に入ってました。
なんか温かみがあるんですよ、ずっと。周りの人がみんな総じて幸せそう。あと上品な人ばかり。なぜかアジア人が全然いなかった。そこにいることが幸せに思える場所は少ないと思います。
レストランって味はもちろんだけど、それだけじゃこれだけの人の心を掴まないんだろうな…と思った。

ここは是非もう一度行ってみたい。と夫に囁く。

The Happiest Place on Earthはディズニーだけじゃなかった重大な一件でした。

Chez Panisse
1517 Shattuck Ave, Berkeley, CA 94709
(510) 548-5525
https://goo.gl/maps/E8KGxJDxAoQ2
日曜定休

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