ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

ウォルト・ディズニー・ファミリーミュージアム

こんにちは、ゆらです。

先日親戚が東京からサンフランシスコへ遊びに来ていました!我が家にも1泊してもらい、子供たちとはたくさん遊んでもらったし、色々ご馳走にもなってしまったし、日本からのお土産もたくさん頂き、申し訳ない限りです。一緒にいれたのは、2日間でしが、本当に楽しい時間を過ごせました。

ご夫婦が行きたい!と日本から言っていたので、私たちもついに念願の来訪!!!

THE WALT DISNEY FAMILY MUSEUM
ついに来たー。ディズニーファンとしては(決してオタクではない)ここは一度行きたかった。けどいかんせん入場料が高くて…$25もするんですよーMuseumに$25って高い…しかも期間限定のエキシビションは別料金$9です。
ちなみに子供は6歳から有料です。
今回はご夫婦にチケットを買って頂き、入らせて頂きました!本当にありがとうございますっっっ!!!

さて、そもそもですよ。
アメリカでディズニーっていうと、そりゃLA郊外のアナハイムと、フロリダのオーランドにあるWDWを思い浮かべます。確かディズニーのスタジオもハリウッドにあります。
どうしてサンフランシスコなの?

理由は3つあるそうです。 1つ目は、Museum創立者、ウォルトの娘のダイアンとその家族がこのサンフランシスコあたりに住んでいたから。たしかにナパにも彼女が関係したワイナリーがあったはず(お得意のうろ覚え)
2つ目は、ダイアンがサンフランシスコは世界で一番美しいと発言したから。
3つ目は、アニメーションの拠点がサンフランシスコだから。確かにピクサーのスタジオもお隣オークランドのBerkeleyのすぐ近くにあるらしい。アニメではないけど、ルーカスフィルムもこのウォルトディズニーミュージアムと同じPresidioの中にあります。
この3つの理由からここにMuseumがあるそうです。

ちなみにこちらのMuseum、Familyと書いてありますが、ファミリーでも楽しめるよ!ってことではなく、ディズニー一族についてのMuseumなんです。だから正直小さい子は楽しくないと思います。うちの子は生まれてから今まで、ディズニーにどっっっぷり浸かってる人生なので、そこそこ楽しんでいましたが、普通の6歳、3歳はあまり楽しくないと思います(^_^;)

さて、Museumに入るには例のチケットがいりますが、チケットがなくてもショップもカフェも利用ができます!知らなかったー入れないのかと思ってたよー
その日は日本語補習校で息子は13:30すぎまでいなかったので、夫にお迎えをお願いし、私は娘とご夫婦とPresidioを散歩したりしました。この時だけ雲が途切れ、ゴールデンゲートがとても良く見えましたので、ウォルトとは無関係ですがどうぞ。 息子と夫を待つ間、カフェでお茶しました。だって、ミッキーのカップケーキがあったんだもん!!! なんか上に乗ってるチョコのミッキーがやや雑なのがアメリカクオリティだよね!爆
$3くらいでした。小さめなので日本人でも子供でも食べられるサイズ。
他のペイストリーはディズニー無関係でした。 息子が合流し、僕も食べたい!と当然なったので買いに行くと、何故かタダでくれた。何故なんだ。アメリカというか、アメリカディズニー関係はマジで謎な雑さが私は好き。

さていざ入場。高いだけあって隅々まで綺麗なMuseumでした。トイレのシンクも子供用があったり。
ちなみにIDを預けると、日本語のガイダンスも無料で借りられます。とても役立ったそうなので、真剣に見て回るには必須かも。英語だけだと読むのも面倒になってくるので理解度低めです。そんな私がブログにまとめるという。

ウォルトの生涯を辿ります。知りませんでしたが、ウォルトは第一次世界大戦の時は、赤十字で働いていてフランスに派遣されていたそう。これのドライバーをしてたとのこと。
まだハリウッドに行く前、自宅のガレージで製作していたアニメなど貴重な映像を見られます。
さて、エレベーターで2階へ上がりますが、エレベーターが可愛い! カーテンの奥は何もなくて、何のためのカーテン?

ハリウッドに着いた時たった$40しか持っていなかったウォルト。 でもやっぱり才能がある人は違うんですねー(私なりの雑な理解)
弟のロイと一緒に兄弟社を作り。
ディズニー常識ですがロイはWDWを完成させた人ね。ウォルトは完成前に亡くなってるので。WDWのマジックキングダムと、TDLにロイの像があるのは有名ですよね。

そして生まれた、オズワルド。 このウサギ。知らない人もいるかも?なにせ悲劇とも言える人生。
ウォルトの手元にあった時、オズワルドは大人気だったのに、権利をユニバーサルにとられちゃって。ディズニーはオズワルドを使えなかったんですよね。約78年もの間ディズニーから離れていたオズワルドは2006年にディズニーが取り戻しました。TDRでもグッズは細々と取り扱いしています。
悲劇のウサギですが、私としては権利を奪われてよかったと思う。なぜなら。
だから生まれた我らがスーパースター☆
君ほどのスターはいない〜♩ みんなを幸せにする〜素晴らしい〜 ♩


ミッキーマウス!!!


あーマジで、オズワルドは踏んだり蹴ったりの人生だったけど、ミッキーマウス誕生のためには仕方ない犠牲だったんだよ!と思う。
実際ミッキーのが可愛いと思う。

さらっと飛ばしましたが、2つ上の写真。ミッキーのスケッチ。ちょっと感動でぶるってくる。ミッキーのアンティークグッズを見て、当時の彼の人気がうかがい知れますよね。

ちなみにミッキーのデビュー作は蒸気船ウィリー。有名な。 これ見てキャーーーーーってなりました。一面蒸気船ウィリーだよぅ!

ここで子供が楽しいアクティビティが。蒸気船ウィリーの音を自分たちで奏でます。 太鼓の達人的な感じで、モニターに叩く楽器の絵と叩くタイミングが出るので、そこに合わせて演奏。これが子供のツボにはまり、10回以上演奏させられました。

それからは黄金時代ですねー
どんどん成功していくのがわかります。 ミニーも誕生。(ミッキーとミニーは同じタイミングで誕生してます)
白雪姫など長編アニメが始まり…
ピノキオのところでは、アニメーターのデスクが再現。 あと白雪姫の時に初めて使われた、二次元の世界に奥行きをもたせるカメラ、マルチプレーンカメラが置いてありました。これは現存するのが世界には3台しかなく、その内の1つとのこと。上から見ると ギフトショップの中に置いてあるので、横から見れます。

この後は少し悲しいシーンで、私は撮影できませんでした。日本人として悲しかった。
仕方ないことですが、アニメーター達も戦争関連の作品を手がけさせられ、ミッキーが兵隊さんのカッコして、「Remember Pearl Harbor」と書いてあるのとか、すっごく複雑でした。
アニメーター達は戦争が終わり、このようなものを描かなくてよくなり喜んだそう。

ちなみにサンフランシスコベイが綺麗に見える場所もありましたが、あいにくの曇り空っぷり。 ウォルトは汽車が好きな人で、館内に汽車が走ってました。 ここら辺に来ると高まる!胸がドキドキ!
ドーン!
じじゃーーーん!
アナハイムの模型ー!
めちゃ上がる〜⤴︎
たまたまスタッフの方が説明してくれる時間でしたので、聞いてました。が、いい感じに何を話してるかすでに忘れている自分がいます。結構知ってる話が多かったから。
でもですね、この人の解説を聞き流しながら模型見ていると、込み上げるものがあり、泣きそうになりました。えぇ、そんな人私しかいなかったけど。
ここに沢山の人が集まって笑い声が響いてる、そんなディズニーランドの模型、なんかうまく言えないけど、すっっっごく胸がいっぱい!

でーも。なんかディズニーって叩かれがちだし。金儲けに走ってるし。スターウォーズの件とか正直ハ???って思うし。色々思うことはありますよ。ウォルトが今生きていて、今のディズニー、世界中のディズニーランドを見て、どう思うかな?とか思うと切なくなったり。
ウォルトだって嫌いな人は嫌いでしょ。白人至上主義で男尊女卑みたいだし。
でもどんなに叩かれてても、ディズニーの全部すっっっごく好きで、きっと死ぬまで好きな自分はここにいて。矛盾する自分の感情にやたらと振り回され、模型の前に立ち尽くすしかなかったかな。
思うことは沢山あるんですよ、はい。
でもやっぱり思う。ディズニーランド作ってくれてありがとうー。ミッキー生んでくれてありがとうー。 はぁ、アナハイム行きたい。←結局そこに落ち着く。


日本にはもうない、ちびっこ男子大好きなゴーカート的なモデルが置いてあったり。 あとはオーディオアニマトロニクスの説明。 このチキルームの鳥、自分で操作できました。胸がちゃんと上下したり、首傾げたり、面白かった!

そして一番悲しい展示。 ウォルトが亡くなった時のこと。
ミッキー がこんなに泣いてるのとか初めて見た。息子が「ママ、ここ悲しいから用意して」(用意?覚悟の間違い?w)って。いやー悲しい。

真剣に見ましたが、2時間かからなかったです。とても有意義な時間でした。ディズニーが結構好きな方は是非オススメです。少し好きくらいだと、あまりグッとこないかも。あとはアニメーター志望らしき人も数人見かけましたよ。

最後に私の好きなウォルトの名言を2つ紹介します。

All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don’t lose sight of one thing – that it was all started by a mouse.

夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。


Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.

ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう。


The Walt Disney Family Museum
104 Montgomery St, San Francisco, CA 94129
(415) 345-6800
https://goo.gl/maps/whr2Tj6urBw

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