ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

トイザらス

こんにちは、ゆらです。

昨日悲しいニュースを読みました。


全米のトイザらス閉店へ。


去年のうちから経営破綻していたのは知っていましたが、店舗縮小などで乗り切って行くのかな、と思っていました。ですが、買収してくれる企業を探していたところ、見つからなかったそうです。
全米、また全英は全閉店。


悲しくないですか?

おもちゃ屋さんって子供には特別な空間。ディズニーランドに似たワクワクした場所で、高揚感で目はキラキラ。

「ここで好きなものを選びなさい」

って親に言ってもらえた日には、もうはしゃぎまくり。
そんなおもちゃ屋さんの中の最高潮が、トイザらスですよね。

なくなったらどうなるの?
「お誕生日、トイザらスで好きなもの選んでね」
ってもう言えなくなるんですよ。
私には涙が出るほど寂しいことです。

だって代わりはないんですよね。
あんなおもちゃ箱みたいなお店、他にないんです。好きなおもちゃ選んでもらう時、これからどうするの?Amazon?…なんて味気ない。

私が初めてトイザらスに行ったのは、13歳くらいでした。もうおもちゃは卒業していい年ですが、当時の私はまだまだ幼くて、やっぱりときめいた記憶があります。
日本に住んでいた12歳までに近くにトイザらスはなく、初めて行ったのはシンガポールトイザらス。今は知りませんが、当時はバンコクにもトイザらスはなく、旅行で訪れたシンガポールで初めて連れて行ってもらい、もう欲しいものなんて大してないはずなのに、必死に選んだ。

もしかしたら子供と呼べる年での私のトイザらスはその時が最初で最後かもしれません。でもとてもよく覚えてます。

子供を産み、初めて行った日本のトイザらス。我が家は池袋のサンシャインの店舗が近いのでそちらにしょっちゅう行ってました。
主にベビザラスのお世話になってきましたね。

アメリカに来て、フォスターシティのトイザらスに何度行ったか…
お年玉がわりに好きなおもちゃを選んでいいよ、と遊びに来ていた私の父が息子と娘に買ってくれた…
もう来年のお正月にソレができないのか…


ショックすぎたので、息子に伝えると、息子は母親と同じくらいの大ショックを受けていました。
「じゃあ僕の誕生日、どこで買ってくれるの?」

ですよね。そこだよね。目の前で沢山ある中から選びたいよね。それが出来なくなるのは悲しくて仕方ない。

ターゲットにもおもちゃあるから、あそこでも買えるけどね、と言うと

「嫌だよ!ターゲット少ないんだもん!ヘルメットしか売ってないよ!」

いや、気のせいだろ。おもちゃ売り場にヘルメットしか売ってないターゲットなんて逆に見つからないぞ。

ピュアな彼はとにかく自分の誕生日がどうなってしまうのか、不安で仕方ないようです。
それは母も同じ。
一緒にあーだこーだ言いながら、ワクワク感しかない場所で好きなものを選べる時間が今後なくなってしまう。

そんな子供のワクワク感のためにトイザらスを買収してくれる慈善事業はないのでしょうが、子供のためにもおもちゃ屋さんってなくならないで欲しいです。

日本のトイザらスはどうなるんでしょうね?

と言いつつ売り尽くしセールはやるのかなって少し気になります(笑)

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