ゆらのロサンゼルスばたばたライフ

サンフランシスコからロサンゼルスへお引っ越し。2人の子育て奮闘中。

Japanese Culture

こんにちは、ゆらです。

10月が永遠に来なければよい案件の前に「くそ、引き受けなければよかった」案件も私にはありました。

娘のプリスクール、毎月世界のCultureを勉強する日が1日あります。9月という1年の最初の月。まさかのJAPAN🇯🇵
キタよねーなんでいきなりJAPANなんだよーぅ
てか紹介する月が大変偏りがあり、アジア圏からの選出はなぜか日本とインドのみ。中国とか韓国はなく、東南アジアの選出もなく。てかインドってアジアなんですねーアジアって広いことを改めて知る瞬間。
とにかく選抜が超謎で。ロシア、オーストラリア、スペインくらいまでは納得してもよいんですが。
他がケニア、モロッコ、ジャマイカ、アルゼンチンという。
わかりますー?この謎感。これってアメリカ人的に納得の選抜メンバーなの?
日本人ならわかりやすく、ヨーロッパからはフランスとかイタリアとか。南アフリカからはブラジルとかわかりやすいし。アフリカは分かんないけど。
とりあえず超絶に謎で、この国について3〜4歳の子供が一体どれくらい理解する力があるのか極めて謎。
超ちびっこ対策で、もっとわかりやすい国にすりゃいいのに。カナダとか、メキシコとか。


さてJAPANをやるから、良かったら日本の何か伝統的なもの持ってきてくれない?または私ヤキソバ作るから、他に何か作るor持ってきてくれない?
と言われました。
もちろん忙しいと断ることもできますが、明らかに選抜された国出身の方がいなく、唯一日本だけ私がいるって感じで。何かしてみるのも自分の為にも、ここにいる子供達というか、大人のために良いかもしれない!と思い立ちました。

でも着物はもちろん浴衣もないし(あってもめんどう)あるのは、息子が5歳の時の七五三の写真をフレームに入れたものだけ。それを持って行くことにしました。ある意味楽だし、まだ2歳の娘が果てしなく可愛いのできっと先生も喜ぶさーと簡単な方に逃げました。

あとは何か食の提供をしたく。色々悩みましたが、ヤキソバを先生が作るなら、とわらび餅を作ることにしました。お餅より柔らかいから小さい子でも食べやすいですよね。

わらび餅はわらび餅粉で作るか、片栗粉で作ります。なのでアメリカではポテトスターチで作れるとは思いましたが、ニジヤに行ったら普通にわらび餅粉が$2ちょいで買えたのでそれにしました。英語でSweet Potato Starchと書いてありました。
きな粉もニジヤでも、韓国スーパーでも売っていましたが、高いので家にあるものを使いました。
黒蜜は買っても良いのですが、自分で黒糖を使って作れるとのことで、黒糖を韓国スーパーで購入。普通のスーパーにはLight Brown Sugarは売っていますが、黒糖に近いらしいDark Brown Sugarはどこにでもはないようです。黒糖なら和食とかでも美味しく使えるし黒蜜買うよりいいですよね。

初めてわらび餅を作りましたが、とても簡単でした。わらび餅粉・砂糖・水の割合が1・1・6であれば良いよう。それを弱火でかき混ぜ続けてるともったりと粘りが出てきたのでタッパーにうつしてそのまま放置。冷蔵庫に入れるとかたくなるらしい。
本物のわらび餅粉は高いようですが、これを使うと透明になるそうです。ところがニジヤのわらび餅はそもそもSweet Potato Starchなので透明にいつまで経ってもならず、もやもやしました。出来上がりも牛乳プリンみたいな色。まぁきな粉で覆われると透明だろうが白だろうが分からなくなりますがw

黒蜜は、黒糖80グラム、グラニュー糖40グラム、水100ccをひたすらまた弱火でかき混ぜてできます。びっくりしたのは、いつまでたってもトロミがつかないこと。なんと熱が冷めるとあのトロッと感が出るんです。いやー考えたら砂糖だから当たり前だけど、トロッとするのが不思議〜

出来上がったわらび餅、絵的に世界公開するレベルではないので(素朴)自粛しますが、なかなか美味しくて…ホッとする感が果てしなかった。私日本人だからさ〜特に元からわらび餅が好きな人間なので、久々すぎて美味しくて自分が一番幸せ〜

子供達にとってはわらび餅単体は白いゼリーみたいな?感じだし、本体も甘みがあるからこのままでも美味しい!でもできるならきなこにチャレンジして欲しい、ときなこは別にしておきました。黒蜜は嫌いな子はいるはずがないので、必須アイテムですね。私の中できなこが怪しかった…だってどう見てもただの砂、美味しいのか謎すぎるでしょう。だから少なめに持って行きました。わらび餅も小さめにカットして。喉にひっかける子は絶対いないと思うけど、好き嫌いがわからないのに大きくカットは出来ない!

さて本番。先生が焼きそばを作ってみんなにサーブ。いや、私の知ってる焼きそばではなかったけど。モロヘイヤの麺だからグルテンフリーの子も食べられるそう。焼きそば風の香りがしてました。
20人弱いるなか、1口も食べようとしなかったのは3人だけ。ザ・白人の子が2人と、韓国人の子だけ。韓国人の子はただ機嫌が悪かったんでしょうが、白人の子は怪しいものは食べたくないんでしょうね。でも他の子は白人の子も、ヒスパニックの子も、アジア人も美味しい!と口々に。おかわりする子もいました。私もちょっと味見してみたかった…笑
娘に聞くと、無言で笑顔で👍ってしてたから不味くはないんでしょうね…笑

私のわらび餅…まずは先生が食べてみて、これは白いプリンみたいよー!と。
いや、プリンとはぜんっぜん違うけど、まぁ舌触りとかはプリンかなぁ…?←弱気

みんな1口はトライしなさいと先生から。特にさっき焼きそばを頑なに食べない子に言っていました。
こわごわ食べるかと思いきや、みんななんの躊躇いもなく、パクッと口に入れて、黒蜜は指ですくって舐めてた子がほとんど。
さっき焼きそば拒否してた子はおかわりしてくれました。おかわりは4つくださいって。
私の大好きなアメリカ人の天使みたいな女の子がいるのですが(なぜか私に超懐いてる)その子もあと2つおかわりください!って。
まぁ一番喜んでたのは娘。最後に「ママ、もっとちょーだい」って。家に帰ってからあげましたけど。やはり日本人!
もちろん息子も夜あげたら「よかったーみんなが全部食べたらどうしようかと思ってた〜」ってバクバク食べてくれました。彼の日本語力は日に日に落ちていますが、食の好みは日本人。

頑張って考えて、作ってよかったな、と思う瞬間でした。多分子供達の記憶には残らないだろうけど、私にとってはとても良い思い出となりましたし、子供達の笑顔とおかわりまでしてくれたことが、本当に嬉しかったです。

ちなみに持参した七五三の写真は、特に先生がメロメロでした。「Oh!!!! Soooo sweet! so cute!」とべた褒め。だって娘はまだ2歳になる前で、ほんっとひたすら可愛い可愛い可愛いだけの時ですもん〜その子が小さな着物。もう明らかに可愛い!写真を見せた時は私はすでにいなかったので、娘に話を聞くだけでしたが、みんな一緒に写っているお兄ちゃんが誰か気になってしまったらしいです。子供にとっては見慣れない洋服よりも、見慣れない人の方がインパクト大なんですね。

息子の学校でもheritage dinnerといって、各国の料理を親がポットラックするイベントがあります。去年はスルーしましたが、今年は何かやろうかな?と思っています!(有言実行)

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