こんにちは、ゆらです。 前回の続きを書きます。前回はこちらからどうぞ。 ザイオンに来た理由は、ロッジに泊まって芝生でゴロゴロするのが多分1番なんですが、次の目的はかの有名なAngels Landingに行くことです。ここはトレイルの最後がかなり急でチェーンがついており、それを掴んで登るセクションがあります。そこまで行くのにキツいスイッチバックを乗り越えるので、すでにかなり高いところを上るのと、足元は決して十分とはいえない広さ、とても狭いところもありますので高所恐怖症の人は絶対行けません。体力もそれなりに必要とします。 そんな恐怖をものともしない人がものすごく多く、危険なチェーンセクションは渋滞することが近年増えたこともあり、コロナ後から完全に抽選になりました。行く方はNPSの公式サイトをしっかり読んでください。 基本事前に抽選は行われますが(年に数回あるので、きちんと行く準備が必要)前日にも一部枠が解放されます。それも同じく抽選です。 ちなみに有料で、一度に1グループ6人まで応募できます。応募する際は希望の日にち(第二希望か第三まで出せた記憶)、時間は9時前、9〜12時、12時以降で応募します。 我々は予定ではグランドキャニオンノースから日曜に移動し、月曜にザイオンを出る予定だったので、日曜の9時〜12時、または月曜の9時前で応募したところ、日曜の9〜12時でめでたく当選しました。
難しかったのが、この時間についてです。
公式HPにも、Permitのemailの注意書きにも書いてあったのですが、Permitされてる時間はこのThe Grotto(6番目のBus stop)となっています。
でもこのWest Rim TrailはAngels Landingのためだけではないので、Permissionがない人も歩くことはもちろんできます。ということは、The Grottoで時間の確認があったとしても、Angels Landingに行かないといえば9時より前にスタートできるのでは?と考えました。
1分でも早くスタートしたかったのは、40度を超えるザイオン、なるべく日陰の内に登り切りたかった。ということで7時半にバスに乗り、7:40からスタートしました。
この看板のあるスタート地点でのチェックはなし。でもどこでもチェックするよ、的なことが書いてあります。もちろんネットワークはないので、スクショしておく必要があります!
こんな混んでたら怖いよ…
以前来た時は、橋を渡って左のEmerald Poolに向かいましたが、Angels Landingは右を進みます。なので登る景色は似ています。見たことがあるのに、息を呑む美しさ。
バージン川
ヨセミテよりも狭い気がする。ヨセミテとは全然違う、美しさ。この赤土と緑のコントラストがたまらない。
もう結構登ってきたわよ。
結構厳しいスイッチバックだけど、まだ日陰だからそんなに辛くない。ブライスで厳しいスイッチバックしたのが走馬灯のように思い出される。
このあたりは厳しかった。妹が来れてたら多分無理だったかも。
1時間ちょっとでScout Lookoutに到着。陽が高くなってきて、暑くなってきたー背中汗だく。
着いた時が8時半すぎ、実はここがPermitの分かれ道。トイレがあるのでわからない方はいないと思います。
なんとそこにレンジャーがいたのです!
ということでここがチェックポイントでした。多分日によって違う可能性もありますが、ここでチェックする確率が高いと思われます。9時になるまでの30分、この場所で休憩。
ザイオンのリスはものすごくアグレッシブなので、バックパックのジッパーを開けっぱなしにしないようにしましょう。中に入ってきそう。
可愛いシマリスが沢山います。バックパックに乗るのは当たり前、なんと息子の背中に登ってきて、彼はその後しばらく「可愛いけど手が小さいから背中に登ってきた時、ものすごくゾワゾワして気持ち悪かった」のようなことを言っていました。
9時になるくらいにレンジャーの元へ。IDの確認もあるので、譲渡はできません。普段自らレンジャーに質問などしない息子がいきなり
「質問があります」母は横でびっくり。
「あなたたち毎日ここまで登ってるんですか?」
わかる、マジで謎!いいこと聞く!
回答はYES、でも交代制だから1日おきだよ!と。 おい…1日おきなんて十分ハードすぎるよ、シンプルにハード以外のなんでもない。
無事Permissionのチェックも終え、いざ出発!
チェーンがいきなりスタート。
同じ時間の人が一斉に始めたから混んでましたが、9時になる直前は全然空いていましたよ!
え、いきなりのハードモード。息子は準備万端でグローブ持参(チェーンが熱くなってるかもしれないと思ったそう)
スーパービビってた娘、無理だったら一緒にレンジャーと同じ場所で待ってようと思ったけど、彼女はマジで強い。どんどん登っていくし、全然結局弱音を吐かなかった。
こんなとこ登るなんておかしい。最初に登った人チェーンなしと思うと…ぞわっとする。
振り返ると細い道を人が続くのが見えます。
チェーンセクションは30分ちょっと続きますが、思ったより全然怖くなかったんですよね。確かに道幅狭いとこはあったし、急すぎでチェーンを掴んで体を引っ張らないと登れないところもあった。けど気がついたら到達。
いや…
綺麗すぎるよ。
天使だけがそこに立てるって言った方がいたみたい。確かにチェーンがなかった時は…想像もできません。
あまりの美しさにこの場を去りたくないほど。
でもまぁ最高に暑くなるので結局3〜40分で下界に降りることにしました。
登りより下りの方が私は辛いので、帰りはゆっくりおりました。 私にはこれが待っているから…!
染みるぅ。
Angels Landingの感想としては、準備をして追加でお金を払って、さらに気が遠くなりかけるスイッチバックと最後の恐怖セクションを乗り越える価値は十分にありました。 もう一度できるなら、多分私はやります。それくらい最後の上からの景色は美しく、他にはないものだと思います。 ザイオンという名前の由来はヘブライ語らしいです。ヘブライ語で「シオン」とは、古代エルサレムの丘を指し、よって「神の住まう場所」「選ばれし者の地」といった意味合いがあるようです。 その意味を強く実感できる場所でした。
長くなるので続きは次回に書きます。