こんにちは、ゆらです。
私の今住む家の近くには高校があります。Scoreの高い高校で、ここからスタンフォードとかに行っちゃう子も珍しくないそう。確かに乱れた雰囲気はなく、真面目な子が多い印象。
たまにバカな子がとんでもないスピードで車乗り回してたり、車の屋根部分に人乗せて走ってるけど。
タバコ吸ってたりする子は見かけません。
私の通っていたバンコクのインターナショナルスクールは学校の門出てすぐのとこでタバコ吸いまくってる人たち珍しくなかった。バカはとことんバカ。でも勉強はちゃんとする人たちだったな。
さて、そんな高校が近くにあるのですが、昨日金曜日は卒業式でした。
13時過ぎに息子のお迎えにテクテク歩いていくと、ちらほら集まるシニアたち。
みんな同じ赤いガウンきて、あの帽子かぶって。
見た瞬間、なんだか自分の中で突き抜けるような、うまく言えない感情が込み上げました。
シニアたち、みんな輝いている。様々なきっと明るい未来に向けてキラキラしてる。眩しくて直視できないのは、カリフォルニアの日差しのせいではないはず。
私は常々思っています。
高校からやり直したい、と。
いや、別に私はタバコ吸ってなかったし(生きてて一度も吸ったことない)、道に外れたことは誓ってしたことはありません。
ですが、よく思うのです。
高校からやり直せたら、どんな今が変わってたかな、と。パラレルワールドのようですが、思うのです。
親のおかげで、とても恵まれた環境で高校生活が送れたのに、私ときたらどう楽して卒業するかばかり！なんて勿体無い！
勉強もだけど、遊びもスポーツもろくにしてこなかった。いかに楽するか！なんてダメな…
あの時もっと学んで、遊んでいたら、違う大学に行って、違う未来があったことでしょう。
我ながら自分はうまく人生歩んできた方です。何事もなく大学を卒業して、ちゃんと企業に就職し12年も働けて、大学からの付き合いの彼と結婚し、子供にも恵まれ、憧れていたアメリカでの生活まで手にすることができた。
そこそこ運が良いとは思うのです。
でも、輝くシニアたちを見ると、後悔がモヤモヤしてきて、切ない気持ちになり、居ても立っても居られない。
うまく言えませんが、思いました。
なんか…きっと純粋に羨ましいんでしょうね。今から色々な選択肢も未来も変えられる力も時間もある彼らが。
悔いのない人生を歩んでほしいなぁ、とか思い、涙が出そうになる…彼らのfamilyでもなんでもない、通りすがりのアジア人は思いました。
しかし赤いガウン！
あぁ、もうハイスクールミュージカルじゃない。
私の大大大大大好きな映画！
ハイスクールミュージカルじゃないの！なんで赤なの！だから余計涙を誘う。
全然関係ないけど、The Greatest Showman観て、ザックはゼンデイヤじゃなくて、やっぱヴァネッサとのハーモニーが一番好きだと思った。
出来れば、家を出てほんの100メートルくらい歩けばグラウンドが見えるので、彼らが帽子高々と投げるのとか見たかったなーまんまハイスクールミュージカルだし。
あと自分が高校卒業したのは、半年早いアーリーでした。大学の学年を落としたくなったし、父親が先に本帰国していて私の卒業待ちで父親なしでバンコクに残っていた事情もあり、単位を多く早めにとって卒業。
アーリーで卒業するのは珍しく、全部で5〜6人の大変少ない卒業式。帽子投げても大して決まらない。盛り上がりに欠けるよね。
そんな自分の卒業式もあり、大人数で盛り上がる卒業式、空に舞う帽子が見たかったのですが…まぁ完全に不審者なのでやめました。
ちょうど卒業式が始まる少し前(と思われる)に図書館に行こうと車を出そうとしてビックリ。家の前の通りがぎっっっちり路駐！かなり遠いとこまでギッチリ。ただでさえ運転スキルが低い私、ものすごく緊張しながら車を出しましたよ。高校の周りではまさかの花売りの出店まで出店！ものすごくびっくりしました。普通なんですね、きっと！そして売れるんだろうな。
みんなfamilyが集まるし、下級生も来るしで、ホント何事かと思うほどの大混雑でした。sheriffもパトロールに来るほど！いつもがものすごく閑静な住宅街なので、とても新鮮な光景でした。
息子も残り1週間でキンダー卒業です！(特に何もない)高校も終わり、エレメンタリーも夏休み、閑静な住宅街が更にものすごーーーーく静かになりそう。
昨日は青春時代を思い出し、とっても色々複雑な心境となり考えさせられる午後でした。
限りあるアメリカ生活、悔いのないものにしないと。
そんな我々あと1週間で渡米丸1年です！
当日は補習校の運動会…
参加してます😋
